サイバー藤田晋社長、迫る世界麻雀東京大会は五輪競技化への足がかり 代表監督就任は「使命感」
サイバーエージェントの藤田晋代表取締役が29日、都内にて、「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025」の生放送特番後に報道陣の囲み取材に応じた。同大会や麻雀に対する思いなどを語った。

今年初めての日本大会
サイバーエージェントの藤田晋代表取締役が29日、都内にて、「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025」の生放送特番後に報道陣の囲み取材に応じた。同大会や麻雀に対する思いなどを語った。
“お宝クラス”の68年製外車が走行中に大炎上…大物ロック歌手と愛車の軌跡(JAF Mate Onlineへ)
世界麻雀は、イギリスに本部があるWorld Riichi Championship(通称WRC)と一般社団法人日本プロ麻雀連盟が主催する世界唯一の国際麻雀大会。2014年に始まり、過去3大会は海外で開催。今年初めて日本での開催となる。
日本代表の監督を務める藤田氏は「今回東京開催で、大会としても規模を大きくする。Mリーグを作ったときに『オリンピック種目にしたい』という理念を掲げていたので、国際大会が盛り上がってほしい」と期待を寄せた。
代表監督を務めるにいたった理由について「『あなたしかいない』みたいなことを言われた(笑)。『これは引き受けざるをえないな』という気持ちだけですね」と明かし、プレッシャーはあるかと問われて「プレッシャーというよりは、使命感。僕は世界一面白いゲームだと思ってるんですけど、麻雀をオリンピック種目になるよう昇華させるために、自分も一肌脱がないといけない」と語った。
麻雀が世間に浸透していると感じた瞬間を質問されて「昔は、”麻雀”という言葉を出すのが、ちょっと何か悪いことをしているみたいな、賭博やタバコ、徹夜のイメージがあったので、(周囲の人々が)なかなか言わなかったのが、僕の会社の社員とかは、麻雀していることを堂々と言うし、就職活動で受けに来た学生が『学生時代は麻雀に打ち込みました!』とか堂々と言う。そういう後ろめたさはなくなったのかな」と笑顔を見せた。
日本プロ麻雀連盟会長の森山茂和氏、元卓球日本代表で大会のPRアンバサダーを務める水谷隼氏、テレビ朝日の林美沙希アナウンサーも順次出席した。
