【あんぱん】千尋へ助言に草吉の株爆上がり SNS感動「いい人」「優しい」「人生相談したい」

NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の連続テレビ小説『あんぱん』の第44回が29日に放送され、朝田パンが軍から乾パンの注文を受けるが、容易には事が進まない様子が描かれた。また、弁護士を目指していた千尋(中沢元紀)が医師の伯父・寛(竹野内豊)が亡くなり、進路を考え直そうとする姿もあった。そこに現れた屋村草吉(阿部サダヲ)が千尋に声をかける様子にSNSでは感激に声が飛び交った。

屋村草吉を演じる阿部サダヲ【写真:(C)NHK】
屋村草吉を演じる阿部サダヲ【写真:(C)NHK】

第44回では朝田パンに軍から乾パンの納入依頼 千尋が進路に迷う様子も

 NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の連続テレビ小説『あんぱん』の第44回が29日に放送され、朝田パンが軍から乾パンの注文を受けるが、容易には事が進まない様子が描かれた。また、弁護士を目指していた千尋(中沢元紀)が医師の伯父・寛(竹野内豊)が亡くなり、進路を考え直そうとする姿もあった。そこに現れた屋村草吉(阿部サダヲ)が千尋に声をかける様子にSNSでは感激に声が飛び交った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

『あんぱん』の第44回では、主人公・若松のぶ(今田美桜)が学校に講演にきた陸軍中佐に軍に納める乾パンの注文をもらい、朝田家は名誉なことと大喜び。だが、パン職人・草吉は軍に納める乾パン作りや嫌だと言って拒否。蘭子(河合優実)だけは分かる気がすると言う。羽多子(江口のりこ)は草吉に無理強いはできないと、依頼を断ることになるが、その羽多子は婦人会で責められ、のぶも学校で校長に怒られる展開に。

 また、血が怖いこともあって、弁護士を目指していた千尋(中沢元紀)が、亡くなった寛の病院を継ぐため医師になろうと考えるシーンもあった。自分が継がないと柳井医院がなくなってしまうから自分がやるしかないと。そんな千尋に草吉は「医者はいやいややるような仕事じゃねえよ。人間、得手不得手があって当たり前だ。神様がわざわざそう作ったんだからさ」と言った。また「どんなに頑張っても怖いもんは怖い。嫌なことは嫌なんだ」とも。さらに、千尋が苦しむことを寛が望んでいるわけがないとし、「お前は、お前の人生を生きろ」と伝えた。

 その後、千尋に銀座のパン屋さんにいたんでしょ、と問われた草吉は、昔のことは忘れたと言うと「適当だよ。適当に生きるって決めたんだ。適当は気楽でいいぞ」と語り、千尋には笑顔が戻った。

 SNSでは、乾パン作りを拒否したことでのぶや羽多子が怒られるシーンに「こんな世の中怖い」「戦争中の思想本当に嫌」「みんな怖い」「婦人会怖い」「嫌な時代」「つらいね」という声が目立った。

 一方、千尋に語りかける草吉には「いいこと言う」「的確な助言」「優しい」「いい人だな」「名言製造機」「人生相談したい」という称賛の声が多かった。

 作品は俳優・今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください