小栗旬、コロナ発生時は海外で「きついロックダウン」 池松壮亮は発端の豪華客船見て「感情が追いついていかなかった」当時を回想
俳優の小栗旬が28日、都内で行われた主演映画『フロントライン』(6月13日公開)のジャパンプレミアに出席した。新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船が題材の同作にちなんで、コロナ禍の2020年を振り返った。

コロナ発端となった豪華客船が題材の映画『フロントライン』
俳優の小栗旬が28日、都内で行われた主演映画『フロントライン』(6月13日公開)のジャパンプレミアに出席した。新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船が題材の同作にちなんで、コロナ禍の2020年を振り返った。
同作の舞台は、2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。乗客乗員は世界56か国の3711人。未知のウイルスに直面する最前線に駆けつけた災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」を統括する結城英晴(小栗)、厚労省の立松信貴(松坂桃李)、医師・仙道行義(窪塚洋介)、DMAT隊員・真田春人(池松壮亮)らの奮闘を描く。
小栗は「報道でも見ていました。このことが起きたときは、ちょっと日本を離れている時期で海外にいた。日本でその後に起こる緊急事態宣言よりも、ちょっとなかなかきついロックダウンという状態の中で過ごした。でもその中で日本のニュースを見ていると、あの船が入港してからのことがずっと(報道などに)上がってきたりしながら、でもやっぱりこう受け取っているものは、なかなかネガティブなものだったりして、実際一体どういうことが起こってるのかが見えないまま、ものすごい不安の中にいたなということを覚えています」と回顧。
他方、当時横浜に行く機会があり、「ダイヤモンド・プリンセス」を見たという池松は「すごく光景として残っています。本当に静かな海に、静かに、優雅に、本当にキラキラしていて嘘みたいに綺麗で『これが今報道されているダイヤモンド・プリンセス号か』と思いながら見ていた。報道されている船内の状況とその光景のギャップに、なんか感情が追いついていかなかったですね」と振り返った。
同イベントには、松坂、窪塚、森七菜、桜井ユキ、関根監督も出席した。
