FANTASTICS・八木勇征、最優秀俳優賞「狂気に堕ちた教師役で評価」…第1回アジアショートドラマアワード
ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が28日、韓国・釜山で開催された「第1回アジアショートドラマアワード」で最優秀俳優賞を受賞した。同作は、日本テレビ制作のオリジナルショートドラマ『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』で、八木は主演として全43話に出演。その演技が高く評価された。作品は2024年11月26日から、ショートドラマ配信アプリの「UniReel」で一挙配信された。

『最期の授業』に主演し、韓国・釜山で受賞
ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が28日、韓国・釜山で開催された「第1回アジアショートドラマアワード」で最優秀俳優賞を受賞した。同作は、日本テレビ制作のオリジナルショートドラマ『最期の授業-生き残った者だけが卒業-』で、八木は主演として全43話に出演。その演技が高く評価された。作品は2024年11月26日から、ショートドラマ配信アプリの「UniReel」で一挙配信された。
海を渡って最優秀俳優賞を受賞した八木は、率直に喜びを表現した。
“お宝クラス”の68年製外車が走行中に大炎上…大物ロック歌手と愛車の軌跡(JAF Mate Onlineへ)
「素晴らしい賞をいただき本当に光栄です。ありがとうございます。とても驚きましたし、第1回ということで記念すべき最初の受賞者に選ばれたことを心からうれしく思っています」
八木は「心を鬼」にし、生徒役の俳優たちと距離を置き“狂気に堕ちた教師”を演じきったことを公言してきたが、この日は「僕自身、新しい“引き出し”が生まれた作品だったと思います」と実感を込めた。そして、「この作品に携わった全てのみなさんに感謝し、僕自身これからも、一人の人間として、一人の俳優として、一人のアーティストとして誠実に一つひとつの作品と向き合っていきたいと思います。これからも応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
また、脚本・プロデュースした鈴木努氏は「最高にパンクな作品に素敵な賞をありがとうございます。“俳優・八木勇征”さんの覚悟と情熱に、心から敬意を表します。受賞、おめでとうございます」と喜びを言葉にした。
『最期の授業』は音楽教師の丸山武(八木)が、同僚であり、恋人の今泉理恵(堀未央奈)を死に追い込んだ未来高3年F組の生徒たちを卒業式前日に音楽室に集め、“最期の授業”の名のもとにデスゲームを仕掛けるストーリー。八木の“狂気の演技”が話題を呼び、配信開始から注目されていた。
「第1回アジアショートドラマアワード」については、日本、中国、韓国が共同で立ち上げた国際アワード。再生数やSNSでの話題性、海外展開の実績などを基に、ショートドラマの優れた作品や俳優、配信プラットフォームを総合的に評価された。「短尺コンテンツの可能性に光を当て、アジア発エンタメの新たな基準を作る」ことを目的としている。
表彰式では、今年年4月までに制作された日中韓3か国の作品と出演者を対象に、15の国と地域で配信された約1000本の中から、「大賞(ベスト作品賞)」や「最優秀俳優賞」など、全10部門の受賞作・受賞者が発表された。
