『金八先生』出演俳優・直江喜一、ひかる一平と44年ぶり共演「本当の同級生にあった感覚」
『3年B組金八先生(第2シリーズ)』で“腐ったミカン”加藤役などを演じた俳優・直江喜一が映画『還暦高校生』(6月27日公開、河崎実監督)に出演することが28日、発表された。

ひかる一平は43年ぶりの主演映画
『3年B組金八先生(第2シリーズ)』で“腐ったミカン”加藤役などを演じた俳優・直江喜一が映画『還暦高校生』(6月27日公開、河崎実監督)に出演することが28日、発表された。
『飛び出せ!青春』『3年B組金八先生』『スクール☆ウォーズ』など60年代~80年代に制作された青春学園ドラマへ愛とオマージュを捧げた“新しい青春学園映画”。主演を務めるひかる一平は『3年B組金八先生(第2シリーズ)』(80年)で俳優デビューし、その後は「必殺仕事人シリーズ」やNHK大河「武田信玄」などテレビドラマや映画、舞台と幅広く活躍。その後、子役タレントを養成するプロダクションの講師を9年間務めた後、2012年に自ら子役プロダクション「株式会社スカイアイ・プロデュース」を設立し、代表取締役を務めている。本作が43年ぶりの主演映画となる。
直江が演じる役どころは、42回留年している“還暦高校生”の椎名(ひかる一平)の、星雲学園の元同級生・伊藤役として出演。ひかる一平とは、『3年B組金八先生(第2シリーズ)』以来、実に44年ぶりの共演が実現した。
直江は「還暦高校生! まさかはじめ(ひかる一平)と共演とは! 実に金八以来44年ぶりでした。(実際は金八ファイナルで、会ってましたが。)役柄も当時同級生だった関係で、まさに、本当の同級生にあった感覚で、演じさせていただきました。撮影の途中、チョイ飲みしたり、打ち上げでも久しぶりにお話出来て感無量でした! お互い、元気に今があると実感しました。一平とは言えない! 本名のたにぐちー! か、はじめー! だよ。お互いこれからも頑張っていこう!(^^) あっ! 映画も河崎監督らしく、面白いですよー!(^^)」とコメントを寄せた。
本ビジュアルでは、ひかる一平演じる、42回留年し、いまだ現役高校生の主人公・椎名が、学ラン姿でビジュアルのど真ん中に登場。夕陽のグラウンドをバックに、元同級生の伊藤(直江)も椎名に優しいまなざしを送っている。
さらに、予告編も解禁。若手熱血教師・野々山先生が赴任した星空学園3年B組には、42回ダブっている中年の椎名の姿があった。野々山は椎名にサッカー部へ入ることを勧めるが、椎名は従わない。一方、野々山は、教育熱心のあまり、不良の生徒には鉄拳制裁、校内暴力も日常茶飯事。さらに恋愛に悩む男子生徒にはメールではなく、ラブレターを進める始末。一方で、椎名の元同級生だった伊藤が、学校内で暴力事件を起こし、放送室に籠城。あの「俺は腐ったミカンなんかじゃない!」も登場する。
椎名から野々山先生へあるひとつの提案が。野々山先生が1000本のシュートを止めることができたら、椎名はいさぎよくサッカー部へ入部すると、男の約束を交わすことに。果たして、椎名は1000本のシュートを止められるのか。野々山先生と椎名、このふたりのサッカー対決の結末は。
