石破茂元幹事長、辛坊治郎の直撃に「ポスト安倍」への道筋&タイミング語る
自民党の石破茂元幹事長が26日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」にスタジオ生出演。辛坊治郎が「ポスト安倍」について直撃した。
政府のコロナ対策やGoToキャンペーンについても激白
自民党の石破茂元幹事長が26日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」にスタジオ生出演。辛坊治郎が「ポスト安倍」について直撃した。
まず辛坊が選んだ質問は、「現政権の新型コロナウイルス対策についてどう思うか?」。
石破は「ヨーロッパやアメリカに比べて感染者・死者ともに圧倒的に少ないよね。それが全て政府のおかげではないにしても、マスクが小さいとか本質と違うところで評価が低いのが残念だよね」と発言。辛坊が「仮に石破さんが政策決定者だとしたら今は何をしますか?」と問うと、間髪入れずに「そりゃ、PCR検査の徹底でしょ!」と明快に回答した。
また、物議を醸すGoToトラベルキャンペーンに関しては、「使う人が使いやすいこと。不公平じゃないこと。それからアクセル(観光業支援)とブレーキ(感染拡大)を使い分けながらやっていくこと。もっといい知恵は出てくるでしょう」と答えた。
そして辛坊は「ポスト安倍」について切り込んだ。
「石破さんが他の総理候補と違うところは?」と聞くと、「国民と正面から向き合うこと。この政策を国民がどう受け取るだろうかというアンテナが大事。あいつの言うことなら聞いてみようかな? と思ってもらえること」と話した。
続いて、辛坊は「総理になるための戦略をもうそろそろ思い描いていると思いますが、どのタイミングでどの程度世の中に出していくのか?」と質問。
石破は「私が世論のご支持をいたただいている部分は、自民党であるということ、そして安倍さんとちょっとテイストが違うのは、石破だよねというご評価だと思っている。実績があがっているわけでないから」と謙遜。
続けて、「期待外れだと言われないような努力は最低限必要。自分のためにやるわけでないわけで。おっしゃっていることの意図は国会議員の支持が広がらないのはなぜかということだと思うが、これは自分の時間の使い方が下手だからで、(田中)角栄先生は『握った手の数しか票は動かん』とおっしゃっていたが、そういう努力が足りないで開き直っちゃいかんということは良くわかっている」と述べ、ポスト安倍へ意欲を見せた。