MISIAが自分の「心臓の音」に驚くほど緊張した舞台とは? 「一生懸命聞かないと演奏が聞こえない」

シンガーソングライターのMISIAが26日、日本テレビ系『しゃべくり007』(月曜午後9時)に出演。東京五輪・開会式での国家独唱と、NHK紅白歌合戦での大トリ時の裏話を明かした。

MISIA【写真:ENCOUNT編集部】
MISIA【写真:ENCOUNT編集部】

『しゃべくり007』で回想

 シンガーソングライターのMISIAが26日、日本テレビ系『しゃべくり007』(月曜午後9時)に出演。東京五輪・開会式での国家独唱と、NHK紅白歌合戦での大トリ時の裏話を明かした。

 MISIAはNHK紅白歌合戦に9回出場するなど、数々の大役を務めたトップアーティストだ。番組中、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「オリンピックの開会式は全世界が見てる。あんまり考えないようにするんですか? 『私を全世界が見てる』とかは」と聞くと、MISIAは「あの時はやはり緊張で……」と発言。「イヤモニ(イヤーモニター)を耳に付けて歌うんですけど。あそこに演奏が聞こえてくるはずなんですけど」と説明すると、「心臓の音が大きすぎて、一生懸命聞かないと演奏が聞こえないと思って。どうしようって思って。あれはすごい緊張でした」と振り返った。

 一方で、MISIAは「昔は、緊張っていうこと自体がよく分かってなかった」とも告白。「緊張したことがないと思ってた」そうで、ある日、「病院に行った時に、のどの先生に診てもらった時に『ライブで緊張したり、しないんですか?』って言われた」という。

 これにMISIAは「したことないんですけど、ステージに上がった時に、なんか胸がドキドキしたり、頭が真っ白になったりすることはあります」と回答。医師からは「医学的には、それが緊張ですね」と指摘されたそうだ。

 そんなMISIAは24年のNHK紅白歌合戦での大トリ発表時、「みなさんがベストパフォーマンスをした最後なので、そういう意味でも大役は、しっかりやらなきゃって気合いはあるんですけど……」と前置きの後、「不整脈かなって……」と体に異変が生じたことを回想。病院で診察してもらったところ、やはり「これ、胃がシクシクしてます。MISIAさん、緊張されてるかもしれません」と伝えられたことを告げ、共演者たちの爆笑を誘った。

次のページへ (2/2) 【写真】「演奏が聞こえない」ほど緊張した舞台に立った当時のMISIAの姿
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