【あんぱん】思い伝えられない嵩に視聴者イライラ「もどかしい」「言えよ」「告らないのか」
NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第42回が27日に放送され、寛(竹野内豊)が亡くなり、悲しみに暮れる柳井家の様子などが描かれた。嵩(北村匠海)は空き地のシーソーにポツンと座って落ち込んでいた。そんな嵩に、主人公・のぶ(今田美桜)がそっとあんぱんを差し出し、寄り添う展開だった。SNS上では、のぶへの嵩の態度に「もどかしい」という声が飛び交った。

第42回では寛が亡くなり悲しみに暮れる人たちや嵩に寄り添うのぶの姿も
NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第42回が27日に放送され、寛(竹野内豊)が亡くなり、悲しみに暮れる柳井家の様子などが描かれた。嵩(北村匠海)は空き地のシーソーにポツンと座って落ち込んでいた。そんな嵩に、主人公・のぶ(今田美桜)がそっとあんぱんを差し出し、寄り添う展開だった。SNS上では、のぶへの嵩の態度に「もどかしい」という声が飛び交った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第42回では、寛が亡くなり悲しみに暮れる柳井家の様子が描かれた。憔悴している千代子(戸田菜穂)は、弔問に来た羽多子(江口のりこ)を誘って寛の好きだったウイスキーで献杯した。夫を亡くしている羽多子と千代子はともに亡き夫に対して、先に逝ったしまったことを怒っていると言う様子や思い出を語る姿などが描かれた。
その後、草吉(阿部サダヲ)は、のぶに、嵩に持っていくようにと、あんぱんを渡した。その頃、嵩は空き地のシーソーにポツンと座っていた。寛の言葉が次々に浮かび、涙を流す嵩。そんな嵩に、のぶはそっとあんぱんを差し出した。「一度もお父さんと呼べなかった…ごめんなさい。ごめんなさい、お父さん」などと寛への後悔を口にする嵩に、のぶがそっと寄り添う展開に。嵩はのぶに感謝すると、のぶは「うちは嵩の一番古い友だちやき」と答えた。その後、嵩は、ずっと伝えたかったことがあったんだと言い、「僕は…」と何か言いかけ、思いを告白するかとも思えた。だが、「やっぱり、いいや」と言い、結局、「僕の一番古い友だちだからこれからもよろしく」と言うだけだった。
SNSでは「もどかしい」「チャンスだったのに」「優柔不断」「嵩のバカバカ」「痛恨の選択肢ミス」「言わんのかーい」「告らないのか」「言えよ」「なぜ言わない」とイライラする様子を伺わせる声が飛び交った。
作品は俳優・今田美桜が主人公・朝田のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。
