中山秀征、気くばりの師匠は志村けんさん 託された言葉を告白「ヒデ、バカでいろよ」
タレントの中山秀征が26日、都内で自身の新刊『気くばりのススメ』(すばる舎)の発売記念イベントを開催。ゲストに『人は話し方が9割』の著者・永松茂久氏を迎えたミニトークを行い、囲み取材では師匠である志村けんさんから託された言葉を明かした。

新刊『気くばりのススメ』発売記念イベント
タレントの中山秀征が26日、都内で自身の新刊『気くばりのススメ』(すばる舎)の発売記念イベントを開催。ゲストに『人は話し方が9割』の著者・永松茂久氏を迎えたミニトークを行い、囲み取材では師匠である志村けんさんから託された言葉を明かした。
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本書は、芸能生活40周年を迎えた中山が、人間関係の達人たちから学んできたコミュニケーションの真髄を明かした一冊。気くばりを出発点に、話し方、聞き方、初対面、雑談、日常会話、スピーチ、人付き合いなど、さまざまな観点から伝授する。
中山は「昨年も1冊(『いばらない生き方 テレビタレントの仕事術』新潮社)出させていただいていますが、こういった形で新作を出させていただけるのは光栄なこと」と喜びを噛みしめ、「毎年、本を出せるとは、夢にも思っていませんでした。40周年を華やかに彩ってくれている、そんなスタートを切れました」とコメントした。
“気くばりの師匠”が志村けんさんであることが明かされると、「20代からお付き合いさせていただいて、亡くなるまで近くにいさせていただいた。師匠が私に託してくれた言葉を書かせていただいています」と説明。その1つが「ヒデ、バカでいろよ」という言葉だったと話した。
「『バカでいろ』とはどういうことか、それは興味だと思う。興味を常に持て、新しいことに挑戦しろということで、弱い部分をやれということだと思う」と言及。「『バカでいろ』『おまえはバカだな』は誉め言葉と、うれしそうにいつも言われていました。今年58歳になりますけど、バカでいられるためには常識がなくてはいけないということだと思う」と亡き師匠から“究極の気配り”を学んだことを告白した。
