【べらぼう】桐谷健太、狂歌の独特なセリフ回し「いい感じでやれている」 現場の様子も明かす

俳優・桐谷健太が大田南畝(おおた・なんぽ)を演じるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)について、収録の雰囲気や独特な狂歌のセリフ回しについての感想などをコメントした。作品は18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)を軸に描く痛快エンターテインメント。桐谷が演じる南畝は幕臣にして、江戸随一の文化人、天明狂歌のスター。牛込の御徒組屋敷で生まれ育った幕臣。十代で出した狂詩集『寝惚先生文集』で一躍その名をとどろかせ、その後、四方赤良良(よもの・あから)という狂名で、天明狂歌をけん引する。批評家、戯作者など多彩な一面も持ち合わせ、無類の酒好きでもある設定。

大田南畝を演じる桐谷健太【写真:(C)NHK】
大田南畝を演じる桐谷健太【写真:(C)NHK】

幕臣にして江戸随一の文化人、天明狂歌のスター大田南畝を熱演

 俳優・桐谷健太が大田南畝(おおた・なんぽ)を演じるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)について、収録の雰囲気や独特な狂歌のセリフ回しについての感想などをコメントした。作品は18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)を軸に描く痛快エンターテインメント。桐谷が演じる南畝は幕臣にして、江戸随一の文化人、天明狂歌のスター。牛込の御徒組屋敷で生まれ育った幕臣。十代で出した狂詩集『寝惚先生文集』で一躍その名をとどろかせ、その後、四方赤良良(よもの・あから)という狂名で、天明狂歌をけん引する。批評家、戯作者など多彩な一面も持ち合わせ、無類の酒好きでもある設定。

 桐谷はまず収録現場の雰囲気を紹介した。

「南畝は、とっても明るい人なので、自分もすごく楽しくやってます。収録の日は、なぜかみんな拍手して終わったりして(笑)。そういうのも、うれしいですよね」

 狂歌のセリフ回しは独特だが。

「南畝は、すごく言葉遊びをしていた方なので、それに音を合わせて言ってみたり、自分なりにやっているんですけど、セリフの一つひとつが頭に残るというか、こびりつくというか。どういう詠み方を、歌い方をしていたか実際に分かる人はもういないので、感覚とその場の空気感で、自分なりの南畝としての詠み方をいい感じでやれていると思います」

 25日放送の第20回で初登場となる。視聴者にも向けてもコメントした。

「激動の時代に『めでたいめでたい』と言いながら、世の中を明るくしようとした南畝の生きざまをほほ笑ましく見ていただけたらうれしいです」

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