東野幸治、今年の『THE SECOND』は“別格” 超ベテランの爆笑漫才に「流行語大賞になってもおかしくない」

タレントの東野幸治が23日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。司会を務め、17日に行われた結成16年以上の漫才師による賞レース『THE SECOND』を振り返った。ツートライブが制した大会について、東野は「皆さんから『良かった。良かった』って言う声をここ1週間よく聞くので、ふと思いました。『前回、前々回、そんなによくなかったんちゃうかな』って。少し不安になってます」と明かすほど、称賛が過去2回とは比較にならないとした。

東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】
東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】

『めちゃ×2イケてるッ!』『はねるのトびら』『ピカルの定理』などの復活も希望

 タレントの東野幸治が23日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。司会を務め、17日に行われた結成16年以上の漫才師による賞レース『THE SECOND』を振り返った。ツートライブが制した大会について、東野は「皆さんから『良かった。良かった』って言う声をここ1週間よく聞くので、ふと思いました。『前回、前々回、そんなによくなかったんちゃうかな』って。少し不安になってます」と明かすほど、称賛が過去2回とは比較にならないとした。

 高評価の立役者が超ベテランのザ・ぼんちだった。金属バットに初戦で2点差の僅差で敗退したが、往年と変わらぬぼんちおさむの暴れっぷりを、里見まさとがコントロール。東野が「ぼんちさんが面白いとか、仕上がってるとか、めちゃめちゃウケるとか聞いてて」という前評判通りの奮闘だった。

 東野は「(実際)爆発的にウケるよね。72歳(おさむ)、73歳(まさと)の2人が30代とか40代の人に混じって、ネタで勝負してるってところで、『瞬間最大風速』が多分そこ(ぼんち)で」と称賛。「(博多)華丸・大吉さんはNGKとかで見てて(最近のぼんちを)知ってるけど、オレと(ハイパーゼネラルマネージャーの)くりぃむ(しちゅー)の有田(哲平)さんからすると、『(オレたち)ひょうきん族』とか(1980年代初頭の)漫才ブームのイメージしかなくて。あとバラエティー番組に登場して『お~、おさむちゃん(です)』とかいう絡みしかしてこなかったから、ちゃんとザ・ぼんちさんを認識したというか。アホらしくて笑ってもうて。あの(おさむが繰り返した)『飯』のところとか」と告白。

「若い人からすると『自分のおじいちゃんぐらいの人が戦ってる姿が面白くて感動した』みたいなんで、今年の上半期の流行語大賞が『ザ・ぼんち』になってもおかしくない空気ですし。こっから忙しくなっていろいろ呼ばれて、(フジ)『酒のツマミ(になる話)』とかでおさむ師匠がグラスでお酒こぼしたりして。見えますよね。テーブルの上に乗って『おさむちゃん(です)』やったり、そこに(西川)のりおさん乱入」と予想して笑った。

 東野はぼんち対金属バットを「ベストバウト」とし、ぼんちについて「後輩ながら勝手な言い方やけど、いい終わり方というか、一番ええとこだけ濃縮した濃度の高い純度120%のザ・ぼんちの漫才を全国の皆さんにお見せして、惜しまれながら去って行くって『一番、もう1回見たい』って思う、してやったりの感じ。ご本人たちは悔しいって思ってらっしゃるでしょうけど。僕らからすると、次につながる漫才だったかなと思いました」と最高の形だったと見解を示した。

 ぼんちの活躍で“復活ブーム”の流れも予想。B&Bとして共に漫才ブームをけん引した島田洋七や引退した島田紳助さんも反応したと報告。桂文枝がブログにぼんちとの画像を掲載し「(MBS)『ヤングおー!おー!』同窓会やりたいなぁ」とつづったこと、ナインティナイン・岡村隆史もラジオで『吉本印天然素材』の集結に興味を見せたとした。東野自身は『とんねるずのみなさんのおかげです。』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『めちゃ×2イケてるッ!』『はねるのトびら』『ピカルの定理』などの復活も希望した。

 最後に「『THE SECOND』、来年あんのかないのか。これで終わりかもわからんけど、もしもあったら、ザ・ぼんちさんどうすんのか」と次回を見据えた上で、「『のりおフリーク』としては、のりお・よしおが決勝の舞台に登場して、『ザ・ぼんち対のりお・よしお』っていう空中戦(が見たい)」と夢の大御所対決を熱望。「まさかまさかの客席の1点(つけた審査員)を見つけて、舞台から飛んで首絞めて、女の子ちょっと血出て」と、のりおの危険な暴走まで思い描き大笑いした。

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