山田涼介、初ソロコン開催 メンカラの「赤」をテーマに床LEDや空中移動で“ド派手”演出

Hey! Say! JUMPの山田涼介が24日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで初のソロコンサートツアー「Ryosuke Yamada LIVE TOUR 2025 RED」の千葉公演を開催。本ツアーはグループとしてデビュー当時から背負ってきたメンバーカラーである“赤”をテーマに制作し、4月16日にリリースした初のソロアルバム『RED』をひっさげたもので、4月26日の静岡・エコパアリーナ公演を皮切りに全国6か所をまわる。1万1000人を動員した24日の昼公演をレポートする。

メンバーカラーの“赤”をテーマにした
メンバーカラーの“赤”をテーマにした

総面積155平方メートルの床LEDを駆使

 Hey! Say! JUMPの山田涼介が24日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで初のソロコンサートツアー「Ryosuke Yamada LIVE TOUR 2025 RED」の千葉公演を開催。本ツアーはグループとしてデビュー当時から背負ってきたメンバーカラーである“赤”をテーマに制作し、4月16日にリリースした初のソロアルバム『RED』をひっさげたもので、4月26日の静岡・エコパアリーナ公演を皮切りに全国6か所をまわる。1万1000人を動員した24日の昼公演をレポートする。(取材・文=水谷賀奈子)

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 開演時間の少し前から会場では「涼介コール」が響いた。『RED』のイントロが流れると、メインステージの扉からサングラスをかけて黒一色の衣装をまとった山田が、総面積155平方メートルの床LEDによって敷かれたレッドカーペットの演出とともに堂々と登場。赤の照明に赤のマイク、赤の衣装のバックダンサー、さらには炎もあがる演出で、ライブはド派手に幕を開けた。

『CARNIVAL』『INTO YOU』とダンスナンバーが続き、「楽しんでいこうぜ!」とあおった後に、山田がサングラスを外すと「待ってました」と言わんばかりの“悲鳴”が会場を包んだ。

 また、山田が「知っている方も多いと思います」と紹介し、イントロが流れただけでも歓声があがったのは、過去の人気ソロ曲となる『Oh! my darling』『パフューム』『Do it again』だ。まさかのパフォーマンスで、ファンにとっては懐かしさと成長を感じるたまらない時間となった。

 MCタイムに入り、山田が水を飲むとファンからは「可愛い~」の声が。山田は「分かってる、分かってる。32歳のおじさんだけどね?」とにやり。また、会場には女性に限らず男性や幼い子どもも来ていることをコール&レスポンスで確認し、「自分で言うのもアレですが、いろいろな方に愛していただいていると思っています」と感謝の言葉を口にする場面も。

 さらに、山田はグループのドームツアーと今回のソロツアーの両方の演出を務めたことを明かし、「(グループのツアーの)休憩中とかライブの前後にソロツアーの打ち合わせをしていました」と振り返った。「そんな思いで作ったので、最後まで楽しんでいただければ」とアピールし、後半戦へと突入した。

赤の“ベルベット”生地のセットアップ衣装を着こなした
赤の“ベルベット”生地のセットアップ衣装を着こなした

グループのツアーもソロツアーも演出を手掛けた

 後半戦は『Please! Please! Please!』『SUPER GROOVE』からスタート。山田のYouTubeゲームチャンネル「LEOの遊び場」のLEOキャラクター衣装に身を包んだ山田が、赤い「R」の文字だけというシンプルなトロッコで客席の間を通り、より近い距離でファンと交流を深めた。

 続くHey! Say! JUMPメドレーでは、『真夜中のシャドーボーイ』『ファンファーレ!』や『DEAR MY LOVER』など、山田がこれまでに主演を務めたドラマの主題歌を披露。スクリーンには当時のドラマの映像が流れるという、俳優としての活躍・歴史が感じられる演出となった。

 ラストスパート一曲目の『VELVET』では、メインステージから約10メートル上空に現れた直径2.3メートルの球体が割れ、その中から赤の“ベルベット”生地のセットアップ衣装を着こなす山田が登場。球体の中で歌唱しながらセンターステージまでの約30メートルを空中移動し降り立つ様子は、まさに王者の風格だ。

『ミステリー ヴァージン』では、13年に行った『Hey! Say! JUMP 全国へJUMPツアー2013』の際の演出をリメイクし、映像上にうつる過去と現在の2人の山田の“共演”が実現した。本編ラストは『SWITCH』でダンサーとの一糸乱れぬダンスでファンを魅了。ステージ下へと飛び下りて姿を消し、本編が終了した。

 赤い球体が上空に浮かび続ける中、暗転とともに始まった「涼介コール」に答えるかのように、山田が再び登場。黒のロングコートを羽織り、メガネをかけて登場し、最後の最後までファンをときめかせる。『Moonlight』『snow moon』『Bloomin’』の3曲をトロッコに乗ってファンに向けて手を振ったり、会場全体を見渡したり、歌詞に思いを込めて歌い上げた。「また会える日を楽しみにしています」との言葉を送り、笑顔でライブを締めくくった。

次のページへ (2/2) 【写真】山田涼介の貴重なソロツアーの実際の写真
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