ディーン・フジオカ、金髪で舞台あいさつ登壇「黒染めするのを忘れてきちゃった」驚き誘う

俳優のディーン・フジオカが23日、都内で行われた映画『父と僕の終わらない歌』の公開初日舞台あいさつに登壇した。金髪姿を披露し、その理由を語った。

舞台あいさつに登壇したディーン・フジオカ【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇したディーン・フジオカ【写真:ENCOUNT編集部】

寺尾聰とのエピソードも明かす

 俳優のディーン・フジオカが23日、都内で行われた映画『父と僕の終わらない歌』の公開初日舞台あいさつに登壇した。金髪姿を披露し、その理由を語った。

 ディーンはあいさつを求められると「今日は皆さんにお会いできること、この素敵な皆と再会できることを楽しみにしていたら、昨晩寝られなくなっちゃって、朝、2時間早く起きて、毎日髪を黒く染めているんですけど、黒染めするのを忘れてきたら、こんなことになっちゃった(笑)」と告白。会場から驚きの声が上がる中、ディーンは「すみません! この劇場の温かい空気に、この作品の優しさ、温かさ、世界観をすごく反映しているなとしみじみ感じながら、このステージに立たせていただいております」と白い歯をこぼした。

 続けて「寺尾(聰)さんのことを“親父”と呼んでるんですけど、電話がかかってきて『出てくれ』と。『1日あればいい。1曲歌ってくれ』と。そういうラブコールをいただいて、そんな嬉しいことはない」と話した。

 また、佐藤栞里は「私自身、実写映画の初日舞台あいさつというのが生まれて初めてなので、すごく……あぁ! ありがとうございます」と言い、観客を見て「(観客が)泣いてると泣いちゃう……!」とハンカチを出した。

 舞台あいさつには、寺尾聰、松坂桃李、副島淳、松坂慶子、小泉徳宏監督も登壇。医師役で友情出演した佐藤浩市がシークレットゲストとして登場。5月18日に78歳の誕生日を迎えた寺尾に花束を贈呈した。さらに、松坂から寺尾へ、出演キャスト入りの特製レコード(劇中楽曲を収録)がプレゼントされた。

 同作は、英国で実際に起きた奇跡の実話がベースの感動作。日本を舞台に、横須賀に生きる父と息子に置き換え、それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を再び叶えようと奮闘する姿を描く。松坂と寺尾が主演。

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