2次元と3次元で活動する女性XTuber誕生 「ミスマガジン」GPら所属 担当キャラは雪女、オカルト系、優しいギャル
タレントとVTuberを掛け合わせた「XTuber(クロスチューバー)」が、このほど誕生した。IT企業のPANDORAが手掛ける新事業で、俳優や声優、グラビアアイドル、コスプレイヤーなど3次元で活動する一方、それぞれがアバターを持って2次元でも活動している。同事業第1弾レーベルとして、海の家をテーマにした世界観の「club flamingo(クラブフラミンゴ)」をスタート。レーベルには「ミスマガジン2022」グランプリの咲田ゆな(夏乃音ゆき)、「ミスFLASH2023」グランプリの橘舞(夷振えの)、グラビアタレント、コスプレイヤーの霜月めあ(音零くじら)が所属となった。3人に事業の展望と抱負を聞いた。

タレント&VTuber…咲田ゆな(夏乃音ゆき)、橘舞(夷振えの)、霜月めあ(音零くじら)
タレントとVTuberを掛け合わせた「XTuber(クロスチューバー)」が、このほど誕生した。IT企業のPANDORAが手掛ける新事業で、俳優や声優、グラビアアイドル、コスプレイヤーなど3次元で活動する一方、それぞれがアバターを持って2次元でも活動している。同事業第1弾レーベルとして、海の家をテーマにした世界観の「club flamingo(クラブフラミンゴ)」をスタート。レーベルには「ミスマガジン2022」グランプリの咲田ゆな(夏乃音ゆき)、「ミスFLASH2023」グランプリの橘舞(夷振えの)、グラビアタレント、コスプレイヤーの霜月めあ(音零くじら)が所属となった。3人に事業の展望と抱負を聞いた。

――皆さんの普段の活動を聞かせてください。
咲田「『ミスマガジン2022』でグランプリをいただいてから芸能活動を始めて、グラビアだけではなくお芝居に挑戦するなどマルチに活動してきました。担当キャラは夏乃音ゆきという雪女で、自分の感情を好き勝手に出していきたいと思っています」
橘「これまで『ミスヤングアニマル2022』で審査委員特別賞、『ミスFLASH2023』ではグランプリに選んでいただきました。それからは、ずっとやりたかった舞台を中心に活動していて、主演映画など映像作品にも出させていただいています。担当キャラはオカルト系の夷振えのです。オカルトにはめちゃめちゃ興味があって、夷振ちゃんは私の好きを詰め込んだ子になっています」
霜月「普段はコスプレやグラビア、ゲーム配信などをやっています。担当キャラは音零くじらちゃんで、私と同じくオタクに優しいギャルです! 2次元でもギャルを貫いて、太平洋NO.1のギャルを目指して頑張りたいと思います」

――最初にこの事業の話を聞いたときはどう思いましたか。
咲田「『何、言ってるんだろう』と思いました。でも、もともとアニメや2次元コンテンツが好きだったので、自分のキャラを手に入れられるのであればそんなにうれしいことはない。咲田ゆなとしては『こうすべき』という型にはまってしまうところがあるので、夏乃音ゆきに挑戦することで可能性を広げて、普段の自分としても強くなっていけたらいいなと思っています」
橘「一人だとできないことはたくさんありますが、自分のキャラを持つことで2人になり、2つの次元で活動していけるのがすごく魅力的だと思いました」
霜月「霜月めあとしての活動だけで精いっぱいなので『VTuberはやらない』と思っていたんですけど、お話を聞いたら2次元と3次元を並行して活動できるということで、まだ霜月めあは死ななくていいと思いましたし、自分のキャラを持つことでこれまでできなかったことにチャレンジできる環境が手に入ると思いました」

――XTuberとしての意気込みを教えてください。
咲田「3人だからできることがあると思っているので、一緒に頑張っていきたい気持ちが強いです。個人としては、夏乃音ゆきというキャラを手に入れたからこそ、本音で話せたらいいなと思っています。あまり本音を話すことなく生きてきたので、2次元では見繕わないようにして、面白いことをしていきたいです」
橘「怪談といえば稲川淳二というように『オカルトといえば夷振えの』を目指していきたいと思っています。年に200回くらい金縛りにあうほどオカルト体質でもあるんです。なりすぎて解き方を覚えたくらいです。中指から動かして、頭の中で歌うと解けます。こういったことを発信していけたらいいなと思います」
霜月「やるからには本体に負けたくないので、SNSのフォロワー数やリアルイベント開催時のファンの人数など全てにおいて同じくらい数字を作っていきたいと思っています。実現できれば単純計算で2倍の人たちが見てくれることになりますから。稼働はその分倍ですが、忙しい方が好きなので、すでに充実しています」
――最後に、今後の目標をお願いします。
咲田「夏乃音ゆきはこれから自分で作っていけるキャラクターなので、愛を持って育てていきたいと思っています。そして、これまで一番やりたいことは声優業や歌だったので、オリジナル楽曲に挑戦したいです。『夏乃音ゆき』として出した歌をいろいろな人が『歌ってみた』してくれるように頑張ります」
橘「お芝居やコスプレなどやりたいことがたくさんあるので、2軸で活動することによって可能性を広げていくことが最初の目標です。そして、将来的には知名度を上げていきたいと思っています」
霜月「最近はグラビア色が強かったので、今年は初心に戻り、年間で100体のキャラクターコスプレに挑戦することを目標にしています。音零くじらちゃんのコスプレももちろんしたいですし、反対にくじらちゃんが霜月めあのコスプレをするのも面白いと思っています」
□咲田ゆな(さきた・ゆな) 東京都生まれ。「ミスマガジン2022」グランプリ。23年1月から芸能事務所・ジャストプロに所属し、今年2月に退所。趣味は歌うこと、アニメ・映画鑑賞。160センチ。
□橘舞(たちばな・まい) 愛知県生まれ。「ミスヤングアニマル2022」審査員特別賞、『ミスFLASH2023』は敗者復活からグランプリを獲得。24年8月に『TOARU2024』で初舞台。趣味は舞台鑑賞。164センチ。
□霜月めあ(しもつき・めあ) 宮城県生まれ。さまざまな雑誌のグラビア企画に出演。週刊プレイボーイ創刊57周年企画「NIPPONグラドル57人」ではグラビアニュージェネレーションの一人として掲載。165センチ。
