【あんぱん】豪の戦死と蘭子の魂の叫びに視聴者号泣 「胸が痛い」「つら過ぎ」「戦争クソ」
NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第38回が21日に放送され、豪(細田佳央太)の戦死の報せに悲嘆する朝田家の様子が描かれた。また、豪と結婚するはずだった蘭子(河合優実)の魂の叫びも描かれた。SNSでは「号泣」「胸が痛い」と蘭子の悲しみを思い、同時に戦争への怒りに満ちた声が飛び交った。

第38回では戦死した豪が周囲から立派だと言われ、蘭子が胸の内を叫ぶ展開
NHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)の第38回が21日に放送され、豪(細田佳央太)の戦死の報せに悲嘆する朝田家の様子が描かれた。また、豪と結婚するはずだった蘭子(河合優実)の魂の叫びも描かれた。SNSでは「号泣」「胸が痛い」と蘭子の悲しみを思い、同時に戦争への怒りに満ちた声が飛び交った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
『あんぱん』の第38回では、皆が口々に「豪は立派だ」と言う中、蘭子が押し黙る様子が描かれた。焼香に来た主人公・のぶ(今田美桜)の生徒が、いつかお国のために立派にご奉公したいと言うと、蘭子がその場を去る姿も。探しに来たのぶに、蘭子は、みんなが「立派だ」と言うたび悔しくてたまらないと言った。のぶは家族のため国のために命をかけて戦ったのだから立派だと言ってやりなさいと答えた。さらにのぶは「豪ちゃんの戦死を誰よりも蘭子が誇りに思うちゃらんと」と言った。
すると蘭子は本気でそう思っているのかと怒りをにじませ、「男の子は兵隊になって戦争に行きなさい。命を惜しまず戦いなさい。豪ちゃんみたいに名誉の戦死をしなさい。戦死したらみんなで立派やといいましょうって?」と言った。のぶはそうだと答えた。蘭子は、そんなのウソだと叫び、「うちは豪ちゃんのお嫁さんになるがやき……。もんてこん。もんてこん。どこが立派ながで!」と叫んだ。その後も決して立派だと思わないと言った。そこに母・羽多子(江口のりこ)が姿を見せると、蘭子は母に抱きしめられ「会いたい。豪ちゃんに会いたい」と泣き叫んだ。
SNSでは「戦争クソすぎ」「お国のためとか立派とか聞きたくない」「戦争なんて何ひとついいことない」「立派に戦死したという言葉は存在したらあかん」「号泣」「朝から涙腺崩壊」「泣くしかない」「しんどい」「つらいね」「つら過ぎてつら過ぎて」「蘭子悔しいね」「胸が痛い」「悲しすぎる」という言葉飛び交った。
作品は俳優・今田美桜が主人公・朝田のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに、苦難に面しても夢を忘れず荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語。
