長澤まさみ、人形“アヤちゃん”が「時々笑ってくれる」 会場ざわつき戸惑い「あれ?」
俳優の長澤まさみが21日、都内で行われた映画『ドールハウス』ジャパンプレミアに登場。共演する瀬戸康史、田中哲司、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督とともに映画についてのエピソードを語った。

『ドールハウス』ジャパンプレミアに登場
俳優の長澤まさみが21日、都内で行われた映画『ドールハウス』ジャパンプレミアに登場。共演する瀬戸康史、田中哲司、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督とともに映画についてのエピソードを語った。
本作は、映画『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』などの矢口監督が原案・脚本・監督を務めたドールハウスミステリー。幼い娘を亡くし悲しみに暮れる鈴木佳恵(長澤)と夫・忠彦(瀬戸康史)の夫婦が、ある日骨董市で見かけた娘に似た人形(アヤ人形)を購入したことから起こるスリリングな出来事を描いた物語。
2月に開催された第45回ポルト国際映画祭で、ファンタジー長編部門コンペティションおよび、オリエントエクスプレス部門にて選出され、グランプリ「Best Film Award」を受賞という快挙を達成した。この日は初めて日本で上映されたということで、上映後の舞台挨拶で長澤は「家族の物語もすごく丁寧に描かれていて、意外とジーンときてしまう実はいい映画なんですよね。いい物語」と語ったものの、会場はざわつく。
想像と違った反応に「あれ……?」と戸惑い笑いを見せた長澤だったが、瀬戸は「ゾクゾクする映画が大好きで、その中でも大好きな作品。恐怖とその反対になる笑いが本当にすごいバランスで散りばめられてる」と大絶賛。監督も「ありがとう!」と大喜びの様子だった。
また、最初の登壇でアヤちゃん抱いて登壇した池村が、開口一番で「ちょっと軽くなってきた」とコメントして会場を震え上がらせていたが、長澤もアヤちゃんの髪を優しく撫でて整えたりと愛着が沸いている様子。長澤が「可愛い。めちゃくちゃ表情豊か」とアヤちゃんについて語ると、瀬戸も「さっきよりも緊張が解けて……。やっぱり一緒にお芝居してますからね」と同意する。じわじわと恐怖でざわつく会場を他所目に、長澤が「時々笑ってくれる、笑いかけてくれる」と語ると、思わずMCから「やめましょうよ!」とツッコミが入った。
しかし、アヤちゃんについてのトークは終わらず、瀬戸も「僕の場合は笑いかけてくださったり、ウインクしてくださったり」と言い、池村も「一番最初に自己紹介してくれました!」と元気よくコメント。「僕らおかしいこと言ってませんけど」と真っ直ぐな瞳で言う瀬戸に、MCも思わず「そんなまっすぐな目で見られるそうなのかなって…」とたじたじの様子で、会場を笑わせた。
