橋幸夫がアルツハイマー型認知症発症を公表 夢グループ社長「今後の活動について話し合いました」
株式会社夢グループ代表取締役の石田重廣氏が20日、本社で会見を開き、所属歌手の橋幸夫が昨年の暮れに医師から「アルツハイマー型認知症」と診断を受けたことを公表した。

昨年の暮れに医師から「アルツハイマー型認知症」と診断
株式会社夢グループ代表取締役の石田重廣氏が20日、本社で会見を開き、所属歌手の橋幸夫が昨年の暮れに医師から「アルツハイマー型認知症」と診断を受けたことを公表した。
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橋は、高校1年生でビクターエンタテインメントのオーディションに合格し、1960年に『潮来笠』でデビュー。同曲で日本レコード大賞新人賞の第1回受賞者となり、『いつでも夢を』『霧氷』でレコード大賞を受賞し、舟木一夫、西郷輝彦と「御三家」として人気を集めた。
2023年5月にラストコンサートを開催して、一度は歌手を引退したが、24年4月に引退を撤回してステージ復帰。現在は夢グループに所属し、昨年8月から同社の「20周年記念コンサート」と題した全国公演に出演している。アルツハイマー型認知症発症後は、医師の指導のもとステージに立ち、芸能活動を継続してきたという。
会見開催の経緯については、同社がリリースで「ここ最近の本人の様子をみますと、お客様に100%お楽しみいただけるステージをお届けできる状態ではないと思われたため、橋本人と今後の活動について話し合いました。本人からは『歌手として最後までやりとげたい』と強い希望があり、私としてもその希望を何とか叶えたいという気持ちもございます」と説明していた。
