【べらぼう】将軍後継問題に波乱の気配 蔦重と大田南畝&狂歌の出会いにも注目

俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第19回では、鱗形屋(片岡愛之助)と蔦重が和解し、鶴屋(風間俊介)で書く予定だった恋川春町(岡山天音)を鱗形屋の協力を得て蔦重が獲得する流れが描かれた。25日放送の第20回はどんな展開になるのか。

大田南畝(右=桐谷健太)と会う蔦重(横浜流星)【写真:(C)NHK】
大田南畝(右=桐谷健太)と会う蔦重(横浜流星)【写真:(C)NHK】

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第20回の見どころ紹介

 俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第19回では、鱗形屋(片岡愛之助)と蔦重が和解し、鶴屋(風間俊介)で書く予定だった恋川春町(岡山天音)を鱗形屋の協力を得て蔦重が獲得する流れが描かれた。25日放送の第20回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、大田南畝(桐谷健太)作の『菊寿草』で、『見徳一炊夢』や耕書堂が高く評価された蔦重(横浜流星)は、須原屋(里見浩太朗)と南畝の家を訪ねる。そこで近頃人気が出ている“狂歌”を知った蔦重は、南畝から「狂歌の会」への誘いを受ける。一方、意次(渡辺謙)は、家治(眞島秀和)が次期将軍に一橋家の豊千代を、御台所には種姫を迎える意向であることを治済(生田斗真)に伝え、将軍後継問題は決着するかに思われたが……、という展開とされる。

 第19回の本編終了後の次回予告では、大田南畝や女性狂歌師・智恵内子(水樹奈々)の姿もあった。第20回では新たな出演者が登場し、蔦重も狂歌の世界に触れ、作品の空気がどう変化するのか楽しみだ。また、将軍後継問題もひと悶着ありそうだ。この作品では不気味な印象もある治済が第20回でどんな表情を見せてくれるかも注目したい。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください