お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおと池田直人が16日、コント師No.1を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2025』のエントリー表明会見に出席。悲願の決勝進出へ、大会に賭ける思いを激白した。

　YouTubeチャンネル登録者数150万人超えで実力派コント師と知られるレインボーだが、キングオブコントでの最高成績は2023年の準決勝進出でファイナリストは未経験。司会が「池田がコスメの資格を取得、港区男子として話題」と紹介すると、ジャンボは「死ぬほどネタをやっているのに、キングオブコントのスタッフがオレらをバカにしている！　ふざけんなよ、マジで！」とクレームを入れ、スタッフのカンペを奪い取り「舐めんなよ！　めちゃくちゃネタと向き合っているんだ！　オレらが1番に決まっているんだ！」と怒り狂った。

　対照的に冷静な池田は、「今年初めて単独ライブも4都市でやらせてもらう。コントもちゃんと力を入れて頑張っています」とコメント。暴走が止まらないジャンボが続き、「韓国で1番当たる占い師に、ジャンボは10年以内に死ぬって言われているんだよ。10年以内に決めなきゃダメだろ！」と悲壮な覚悟を示した。

　ライバルを聞かれると、池田は「おばたです」とレインボー結成前のコンビ・ひので時代の相方・おばたのお兄さんを意識。「ひょっこりはんと組んで出ていた。それだけだったらいいんですけど、知らん俳優を引き連れてトリオを組んでいた」と敵視すると、ジャンボがフォローを入れるかと思いきや、「言うなオマエ！　面白俳優の勝矢さんと組んで、勝矢さんが大ボケだったって話やめろ！　『マジで優勝しよう』と言って芸人全員からブチギレられたっていう話やめろ！　おもしろ見た目なのに、所属がLDHっていうのやめろ！」と追撃した。

「大会に向けてのゲン担ぎは？」という質問には、池田が「神社に行ってグルテンを断ち切りました。『麺を食べない、揚げ物を食べない、パンを食べないのでチャンスをください』と神様に言いに行きました」と回答した。

　一方、ジャンボはレインボー結成時に“寅さん神社”と呼ばれる小野照崎神社を訪れたことを回想し、渥美清さんが同神社でタバコ断ちを誓って願掛けをして『男はつらいよ』がヒットした逸話を披露。自身も大好きなパチンコを辞めることを誓ったというが、「その年ほぼ毎日パチンコを打っていました」とボケた。

　会見には、昨年のキング・ラブレターズ、エントリーを表明したロングコートダディ、や団、蛙亭、オダウエダも出席した。