俳優の常盤貴子が17日、都内でフォトエッセイ『小さな幸せで満たす日々』の発売記念会見を行った。報道陣を前に、防災士の資格を取得したことを報告した。

“お宝クラス”の68年製外車が走行中に大炎上…大物ロック歌手と愛車の軌跡（JAF Mate Onlineへ）

　多忙の合間をぬって、防災士の資格を習得したという常磐。防災士のグッズも見せて「防災士の資格、取りました！　皆さん、こんなのご覧になったことあります？」とニッコリ。「防災士の資格は、前から『いいな』と思っていた。で、取ってみたんですけど、防災士の講習から試験までというか、講習期間中がすごく楽しくて」と振り返った。

　同作は、自身による初の撮り下ろし・書き下ろしのフォトエッセイ。地に足がついた、常盤の衣食住にまつわる堅実な暮らしぶりなどに迫る。常磐は「初めてのフォトエッセイです。私のあれやこれやが詰まっています」と言い、出来栄えを問われて「自分に甘いので100点（笑）。プロの方々の力をお借りして、自宅がこんなにかっこよく写していただけるなんて、という感じで。猫もすごくかわいく撮ってくださっている」とご満悦。

　タイトルは「小さなものだし、自分がふだん見慣れているものではあると思うんですけど、そういう小さな幸せが広がっていくと、大きな喜びになっていくと思う。自分の大切な空間は自分で作っていけたらいいな、と思っています」と持論を展開。

　また、同書の発売の背景に「私自身が、あまり自分の暮らしのことを語ってこなかったんですね。世代もあると思うんですけど『俳優は素の部分を見せない』みたいな時代に育っていたので。でもそれが、インスタグラムとかやるようになって、普段の生活をちょっとずつ皆さんに知っていただくのも『面白い世界だな』と思った。共有したときに皆さんの反応があったり、『私はこれ使ってます』とキャッチボールみたいなものが楽しい」と意識の変化があったと明かした。

　すでに、発売前に重版決定。報道陣から作家デビューの可能性を示唆されて「やめてください！　イヤイヤイヤ！　怖い～！　なんかすみません」と及び腰に。作家先生呼びに「アハハハ！　本当にやめてください！」と赤面して爆笑した。