X JAPANのYOSHIKIが日本テレビ系で放送されるダンスの祭典『THE DANCE DAY』（20日午後7時54分）で特別審査員を務めることが15日、発表された。

　賞金1000万円の『THE DANCE DAY』は“ただ、楽しませた人の勝ち”をルールとして、オールジャンル、プロアマ問わず、“踊れるヤツ”が集まるダンスの祭典。第1回、第2回に続き、予選から各ジャンルの世界レベルの大会チャンピオン、ファイナリストが集結した。

　そんな中、15日放送の同局系『ZIP!』にて、YOSHIKIが決勝大会の審査員を務めることが明らかになった。近年では、米マディソン・スクエア・ガーデン、英ウェンブリー・アリーナ、そして、米カーネギーホールで単独クラシックコンサートを行い、ロックとクラシックで世界の3大殿堂をアジア人として初めて制覇するという偉業を達成。2023年には、ハリウッドを象徴するTCLチャイニーズ・シアター（ロサンゼルス）の祝典にて、自身の手形・足形を刻印。同劇場100年の歴史の中で、日本人として初の快挙を成し遂げた。

　さらに米を代表し、長い歴史を持つ国際的なニュース誌『TIME』による「TIME100（世界で最も影響力のある100人）」2025年版に史上初めて日本人ミュージシャンとして選出されるなど、国際的な評価を受けてきたYOSHIKI。昨年10月に3度目の頸椎の手術を終え、まだリハビリ期間ではあるものの、今年も『THE DANCE DAY』のために緊急帰国が決定した。

　YOSHIKIは「今年もTHE DANCE DAYの特別審査員を務めさせていただくことになりました。4年連続でお声がけいただいたことをうれしく思っています。第1回大会のときは母が亡くなった直後ですごく辛かったのですが、出場者の皆さんの素晴らしい演技に心から励まされました。今回は3度目の首の手術を終えて、まだリハビリ期間中ではあるのですが、今回もまた素晴らしいダンサーの皆さんと出会えること、そして素晴らしいパフォーマンスを見せていただけることを心から楽しみにしています」とコメントした。

　これまでの大会では出場者のパフォーマンスに胸を打たれ、YOSHIKIが涙を流すシーンや、高レベルなパフォーマンスの連発に「1位を選べない」と真剣に苦悩するシーンが大きな話題を呼んだ。「世界のYOSHIKI」の心をも揺さぶるパフォーマンスが飛びだすのか。注目が集まりそうだ。