鈴木美智子さん、老衰により満85歳で逝去 昨年9月の朗読劇中に脳出血発症…復帰を望んで懸命にリハビリ

吉本興業は13日、タレントの鈴木美智子さんが12日に大阪府内で老衰のため逝去したことを発表した。満85歳。

鈴木美智子さん【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
鈴木美智子さん【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

「自宅住所、通夜・告別式の場所と日時等は非公表」

 吉本興業は13日、タレントの鈴木美智子さんが12日に大阪府内で老衰のため逝去したことを発表した。満85歳。

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 鈴木さんは1939年8月28日生まれ、大阪府大阪市出身。1963年に西日本初のサテライトスタジオ「ラジオ京都 高島屋サテライトスタジオ」でマイクキャリアをスタートした。

 数多くのテレビ・ラジオ番組に出演。中でも『ありがとう浜村淳です』は1976年から17年にわたりアシスタントを務め、軽快なトークでリスナーを魅了した。

 場をスムーズに進行する力に定評があった司会のほか、都々逸を交えての放談、趣味の能、清元、小唄(名取名 堀小陽美智)など、さまざまな分野で活躍。2002年からは「声のプロ」を育成するアナ・トーク学院学院長として活動し、1000人を超える卒業生を輩出。民放テレビ局のアナウンサーをはじめ、司会者、声優、落語家など幅広いジャンルの人材育成に尽力した。

 2024年9月、「美智子の語り」朗読劇中に脳出血を発症。その後、復帰を強く願い、大阪府内の施設でリハビリに励む中での逝去となった。

 吉本は「自宅住所、通夜・告別式の場所と日時等は非公表とさせていただきます。故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。通夜・告別式はご遺族の意向により、近親者のみにて執り行う予定。参列、供花、弔電、香典は辞退させていただきます」としている。

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