社会学者の古市憲寿氏が12日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）に出演。番組では兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメント研修を受講した話題を取り上げた。

　MCの青木源太アナウンサーが「昔は許されていたというか、当たり前にあったようことが、今ではアウトっていうのはたくさんあります」とコメント。ハイヒール・リンゴは「今の尺度でその時のことを図ってはいけないけれど、そのときそれがあったことによって、嫌な思いをされてる方もいたということは今になって分かることですもんね」と続いた。

　ここで古市氏は、先月、フジテレビから不適切な言動があったと発表され、メインキャスターを務める同局系『Live News イット!』で謝罪した元NHKでフリーの青井実アナに触れ「だって、フジテレビ（に出演中）の青井実君ってアナウンサーなんて、ピンマイクをこう投げただけで『パワハラじゃないか』っていうふうに言われて、それを受けて青木アナウンサーは最近はピンマイクを両手で置いてるらしいですよ」と“暴露”した。

　笑いが起こり、リンゴは「すごいね。（引退時の）山口百恵さんみたい」といじった。青木アナは苦笑しつつ「それを受けてじゃないでしょう。私は常に、もともと両手でやってます」と完全否定した。古市氏は「そこまで気をつけなきゃいけないのっていう」と笑いながら話すと、青木アナは「でも、気をつけないといけないと思いますよ。ある程度の立場にいる人は、時代の流れに合わせっていうのが大事じゃないかなって思います」と明言した。