昨年の『M-1グランプリ』準優勝のバッテリィズが11日、関西テレビ『マルコポロリ!』（日曜午後1時59分）に出演。4月に上京した2人はMC・東野幸治に『M-1』から近況までを語った。

　東野から「めちゃくちゃ人生変わっちゃったんじゃないですか？」と聞かれ、エースは「さすがに変わりましたね」と認めた。早くもLINEリサーチで『中学生が一番好きなお笑い芸人』の男子1位、女子2位に入ったと紹介され、エースは「うれしい」と喜んだ。

『M-1』決勝前について、相方・寺家は「最下位。10位予想、10番人気でした」と振り返った。出番順7番手だったファーストラウンドについて寺家は「徐々に死にそうになっていきましたね。『はよやらしてくれ。死んでしまうわ』と思いました。（ネタは）あんまり覚えてないです。人生で一番緊張したんで。初出場で（ネタ内容から）僕がかんだら終わりなんで」と告白。審査員もあえて見なかったという。最終ラウンドについて、寺家は「少し、緊張はマシでしたね」とした。

　エースのアホキャラがウケて、一気にブレイク。大会3日後の昨年12月25日に、大会4位だったエバースとのライブの配信チケットは通常300枚程度のところが、5068枚の売れ行きになったとした。最近はCMにも出演しているが、東野が「給料の方もたくさん。6倍」と言うと、2人は「6倍ぐらいですね」とうなずいた。

　東野は「有名人ももう会った？　誰が一番びっくりしたの？」と尋ねると、寺家は「昨日、（収録前日にビート）たけしさん。『たけしさんや！』ってなりましたね」と回想。東野が「漫才のこと言うてはったの？」と聞くと、寺家は「何にもなかったです」と明かした。東野が「何か怖いよね」と口にすると、エースは「しゃべらなかったですね、何も」と返した。

　東野が「ボケんのも怖いよね」と大御所の雰囲気に触れると、エースは「何回かボケたんですけど、これは僕が悪いかもしれないんですけど、1個も笑ってなかったです」と手応えなしで、たけしにハマらなかったとした。月亭方正は「根性あるな」と発したが、東野は「ボケなしょうがないよ。エースのキャラクターで、元気いっぱいボケんと。スタッフも『何やこいつ。資料と全然ちゃうやん』みたいな。そらもうボケんとな」と当然の“勝負”だとした

　東野は「ウケようが、スベろうが、腹くくってやっていかな」と言われたエースは、「ボケるたんびに（たけし）師匠を見て（ると）」とコメントしつつ、体を傾けて一点を見つめて真顔のたけしのマネを披露。笑いが起こる中、東野は「分かる。分かる」と話した。