モデルでタレントのパンツェッタ・ジローラモが11日までに自身が取り組む有機米プロジェクトのインスタグラムに登場し、現在の様子について紹介した。

　1988年に来日したジローラモ。公開された動画内で、現在は福島県会津にて有機米を作っていることを明らかにした。同地は17代続く農家である義父の故郷であるといい、公式サイトによると「福島県会津美里町に何度も足を運ぶ中で、奥様の親戚の農家さんの現状や荒れた田んぼ、減っていく人……寂しくなる街の変化を感じていました」とそのきっかけについて記されている。

　映像では実際に農家とともに説明を受けながら、機械や人力で作業に参加する様子が公開。この取り組みについて「正直僕にとってかなりの挑戦」と明かしたうえで、「もっと農業や地方を盛り上げたい！」とその心境ををつづっていた。

　しかし、障壁も多いようで「高齢化や人の少なさで生産が難しい状態」、「お米の買取価格も異常に安いから農業を続けることが相当苦労する……」と農業を取り巻く現状について告白。「でもだからこそ本気で農業と地方に希望を取り戻したい　僕たちのこのプロジェクトは農家さんのサポートを行い　農家さんがもっと働きやすく　農家さんが休みたい時に休めるような仕事環境に整えるなど……そんな支援体制を作っていきます」と今後の活動について言及し、フォロワーらに「安定した生活を続けられる農家さんを増やしていくために課題はありますが真摯に向き合い活動してまいります　応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

　62歳になったジローラモの現在に「すごいー！　知らなかった！」「今福島にいるんですね」「素敵な活動ですね！」「中身もかっこいいのかよ！」「凄いよ、ほんとに」「頭が下がります」「日本人より日本を分かって行動して頂いて感謝です」など驚きと感謝の反応が寄せられていた。