アニメの“トラウマ確定”死亡シーン3選 残酷すぎて「直視できない」
アニメ作品の中には「トラウマ」を植えつけるほどの残虐な場面が描かれることもある。人によっては直視できない描写や断末魔の叫びが合わさって、いつまでも記憶に残り続けていることもあるだろう。そこで今回は、残酷すぎてトラウマになってしまうようなアニメの死亡シーンを紹介しよう。

トラウマを植えつける「血祭り」「断末魔の叫び」
アニメ作品の中には「トラウマ」を植えつけるほどの残虐な場面が描かれることもある。人によっては直視できない描写や断末魔の叫びが合わさって、いつまでも記憶に残り続けていることもあるだろう。そこで今回は、残酷すぎてトラウマになってしまうようなアニメの死亡シーンを紹介しよう。
最初に取り上げる作品は、「異世界もの」として人気を博しているアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活(以下、リゼロ)』。同作は異世界に転移した高校生のナツキ・スバルが、「死ぬと時間が巻戻る」能力「死に戻り」を使って成功ルートを目指すという物語だ。
トラウマシーンとなったのは第33話「命の価値」。スバルは、飢餓を満たすために人を食す魔獣「大兎」の大群に襲われてしまい、そこで命を落としてしまう。魔獣といっても普通の兎と変わらない大きさで、小さな口で徐々に噛みちぎられていくことの痛みによって絶叫するスバル。舌も噛みちぎられたと思われる場面も登場し、視聴者からは「苦しんでいる声がリアルで聴いているだけでもきつかった」など悲痛の声が多く寄せられていた。
魔獣のような現実に存在しない化け物も十分に怖いが、やはり実在する人間の残虐描写の方が生々しくはないだろうか。2020年~21年放送のアニメ『ひぐらしのなく頃に業』といえば、かわいい女の子による「めった刺しシーン」が有名だ。
同作は都会から離れた集落「雛見沢村」で巻き起こる惨劇を乗り越えるため、地元の中学生と小学生たちが奔走する話。物語のポイントになるのが他者に攻撃的になってしまう「雛見沢症候群」という病気で、第4話「鬼騙し編 其の四」では主人公の前原圭一の同級生・竜宮レナが雛見沢症候群の発症で圭一に襲いかかる。
その際にレナは圭一の上に馬乗りになり、笑いながら包丁を何度も突き立て、部屋は血の海に染まっていく。圭一の絶叫や包丁を刺したときのリアルな効果音がしばらく流れ続けるため、残酷な描写が苦手な人なら一発で拒否反応を起こすようなシーンになっている。
07年放送『School Days』の最終話でも「めった刺し」の場面が登場しており、トラウマを植えつけられてしまった人も少なくない。
同作は榊野学園に通う主人公の伊藤誠が同級生の桂言葉(かつら・ことのは)に恋をし、それをクラスメイトの女子・西園寺世界がサポートをすることで歯車が狂っていくという物語。誠は言葉のことが好きでいながらも世界と肉体関係を結び続け、世界から妊娠している可能性があることを告げられる。
そして最終話、誠は妊娠検査を終えた世界を自宅に呼ぶのだが、検査結果のことはしゃべらずにお茶を淹れ始める世界。自分の部屋に戻った誠は、お茶を淹れている世界からメールが届いていることに気づく。大量に改行されたメールを下にスクロールし続けていると、突然画面に「さよなら」の文字が。誠の後ろに立っていた世界は誠に包丁を突き刺し、さらに倒れたところでめった刺しにする。泣きながら涎を垂らして刺され続けた誠は次第に意識を失い、最後には息絶えてしまう。
刺殺する場面はもちろん、メールによる「大量の改行」「最後に『さよなら』の文字」という演出が恐怖感を演出しており、ネット上では「『さよなら』って出た瞬間、沸騰したヤカンの音が止まるの鳥肌立った」といった声が上がっている。
アニメの残酷な場面は怖くても、興味本位で見たくなるのが人間の性。今回紹介したトラウマシーンを視聴する際は、ぜひ自己責任で見るようにしよう。
