吉本の大御所コンビに1度だけあった解散危機、伝達ミスで相方から「何してんねん!」 会社にも「解散」告げていた

ベテラン漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール阪神が10日、MBS『痛快!明石家電視台』(土曜午後3時)にVTR出演。1975年結成の相方・オール巨人との1度だけあったという解散危機を明かした。

MBS【写真:ENCOUNT編集部】
MBS【写真:ENCOUNT編集部】

今は新幹線で隣同士の席に座るほど良好な関係

 ベテラン漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール阪神が10日、MBS『痛快!明石家電視台』(土曜午後3時)にVTR出演。1975年結成の相方・オール巨人との1度だけあったという解散危機を明かした。

 あるとき、阪神が仕事が長引いたため劇場入りが遅れることをマネジャーが巨人に連絡していなかったという。阪神は「仕事やから遅れてもしゃあないと胸を張って帰ったんです、劇場に。ほんなら相方が『何してんねん!』って」と激怒されたという。

「(相方は)僕らの先輩に頭を下げて『すいません。まだ阪神来ませんねん。(出番順を)変わってください』言うて(回ってた)。昔は一番最後(トリ)に出てる人生幸朗師匠にも頭を下げてんのに、『お前、何でそない堂々と帰ってくんねん』『仕事やからしゃあないやないかい』(巨人は)『ほなもう解散や』言うて。(こっちは)『わかった。今まで入ってる仕事、全部終えたら解散や』って。会社(吉本興業)にも言うたんですよ」と具体的に進めたことを告白した。

 人気・実力とも抜群のコンビの一大事。「ほんなら会社は解散されたら困るから、そっから永遠に仕事入れてくれるんですよ。それでなんとなく今に至る。50周年」と仕事を終えることがなかったとした。現在は移動の新幹線で隣同士に座り、それぞれ持ち寄ったおかきを分け合うなど良好な関係とした。

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