【キャスター】中村アンが母親役に挑戦 阿部寛と再共演は「嬉しかった」、永野芽郁へ感謝「優しい人柄に」
俳優の中村アンと新納慎也が、TBS系連続ドラマ『キャスター』(日曜午後9時)に出演することが11日に発表された。本作は阿部寛が主演を務め、永野芽郁、道枝駿佑らが共演する完全オリジナルストーリー。報道番組「ニュースゲート」のキャスターとなった進藤壮一(阿部寛)が、真実を伝えるために既存のルールを打ち破りながら奔走する姿を描く。

新納慎也はNPO法人の代表役で出演
俳優の中村アンと新納慎也が、TBS系連続ドラマ『キャスター』(日曜午後9時)に出演することが11日に発表された。本作は阿部寛が主演を務め、永野芽郁、道枝駿佑らが共演する完全オリジナルストーリー。報道番組「ニュースゲート」のキャスターとなった進藤壮一(阿部寛)が、真実を伝えるために既存のルールを打ち破りながら奔走する姿を描く。
第6話(18日放送)では、「臓器移植制度が抱える矛盾」に迫る内容が描かれる。物語は、永野演じる華が取材した「脳死と診断された夫の肺を娘に移植したい」と訴える母親・藤井真弓の声から始まる。報道後、世間の声は真弓への応援に傾くが、週刊誌の報道をきっかけに状況は一変。真弓を取り巻く世論は非難へと転じる。真相を追う華と本橋(道枝駿佑)は、真弓が利用している「医療サポートセンターひまわりネット」に辿り着く。そこは、かねてより進藤が追い続けてきた団体でもあり、物語は一気に核心へと動き出す。
今回、中村が演じるのは、娘の臓器移植を希望する母親・藤井真弓。『グランメゾン東京』『DCU』『小さな巨人』『集団左遷!!』『危険なビーナス』など、数多くの日曜劇場に出演してきた中村にとって、本作は“日曜劇場”での新たな挑戦となる。また、臓器移植制度の矛盾と向き合うNPO法人「ひまわりネット」の代表・深沢武志役を務めるのは新納。『ブラックペアン シーズン2』『クロサギ』などで独自の存在感を放ち、映画・ドラマにとどまらず舞台でも幅広く活躍する俳優である。
2人のコメントは下記の通り。
○中村アン
「私にとって思い入れのある“日曜劇場”という舞台で、これまであまり経験のなかった母親役に挑戦させていただきました。正直、不安もありましたが、あたたかく迎えてくださった現場スタッフの皆様にとても感謝しています。加藤監督、そして阿部さんとは『DCU』以来、またご一緒できて本当に嬉しかったです。今回の役柄では、崎久保さんと対峙する場面が多かったのですが、芽郁ちゃんの優しい人柄にとても助けられました!『キャスター』の物語の一員になれたことを光栄に思い、今後の展開を私自身も楽しみにしています。どうぞご期待ください!」
○新納慎也
「日曜劇場の現場ではよく『日曜劇場ですから』『日曜劇場っぽくお願いします』という言葉がかけられます。そう言われて『あぁ、なるほど』と答えてしまう不思議な相互理解。これはリアルな物語であるがフィクションであるという日曜劇場の絶妙なリアルと虚構の魅力だと思います。今回の『キャスター』も現代社会を鋭く描きながらも、ドラマである虚構の面白さを兼ね備えていると感動しています。そんな『キャスター』にリアルと虚構の間に存在するような俳優・新納慎也を登場させていただき、心から感謝しています。今回も、何か不思議な存在感とリアリティのある芝居を心がけて参加させていただきました。日曜劇場であることを意識して。僕の登場が少しでも物語のスパイスとなることを願っています」
