映画監督初挑戦の加藤浩次、不謹慎な笑いは「テレビじゃ無理だ」 10年共演の青木アナが明かした考え
元日本テレビでフリーの青木源太アナウンサーが9日、MCを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。番組では青木アナが日テレ時代に『スッキリ』で共演していた極楽とんぼ・加藤浩次の映画監督初挑戦を取り上げた。

関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』
元日本テレビでフリーの青木源太アナウンサーが9日、MCを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。番組では青木アナが日テレ時代に『スッキリ』で共演していた極楽とんぼ・加藤浩次の映画監督初挑戦を取り上げた。
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短編作品『Victims』を手掛けた加藤について、やはり『スッキリ』に出演していたモーリー・ロバートソンが「もう1本作るんだったら呼んで。何で今回、声かからなかったんだと思う。僕、5年半、彼に仕えたんですよ。加藤さんの浮き沈み全部知ってるから、オレに聞いてって感じ」とアピールすると、青木アナは「モーリーさん、私は10年仕えましたよ」と“マウント”をとった。
笑いが起こる中、モーリーが「じゃあ、そっちから先に」と譲ると、小籔千豊は「仕えたら出られるもんじゃないです。(出演者が)家来ばっかりになります」とツッコミ。モーリーは「いや、忠誠心を。報われたい」と折れなかった。
小籔は「もともとは役者さん志望やったんですもんね、加藤さんは」と明かすと、「なので、こういうふうな映像とか演技とか作品とかには造詣もあられると思いますんで。すごい楽しみというか、結果出してはりそうですね」と期待した。
青木アナは「役者志望という話もありましたけど、(加藤は)映画もすごい好きで、たくさん見てるんですよ。結構、映画の話もしたことあって、思えば若い時に『映画撮りたい』みたいなことも言ってて。そのとき覚えてるのが『テレビはナンセンスな笑いを描くと叩かれることが最近ある』と。加藤さんの持論で『不謹慎だけど笑ってしまう場面って生きていればあるだろう。そういう笑いが実は人間を救ってくれていることもあるし、それが人生だ』っておっしゃって、『でも、それを描こうと思ったらテレビじゃ無理だ。不謹慎な笑いみたいなのは。だから、やるんだったら映画だよね』みたいなことを話していたので」と裏話を明かし、「すごく楽しみだなと思います」と話した。
さらに、青木アナは「『スッキリ』は情報番組でしたけど、(加藤は)画撮りとかカメラのサイズとかにすごいこだわる人」と振り返り、小籔が「へえ」と声を上げた。青木アナは「CM中に直接カメラマンの人に『あそこはオレとテリー(伊藤)さん込みで撮ってくれなきゃ』とか、結構言う方だったので、映画監督ピッタリと言うか。どんな風に画を撮ってるのかっていうのも気になりますね」と話した。
モーリーは「(加藤は)珍しくご自身の影響力をすごく手に取るように自覚してる人なのね。普通、出てる人ってあんまり『いま自分がこれを言ったら、何人に届くとか何万人が影響を受ける』とか分からないけど、加藤さんは見える人なんですよ」と称賛。「自分の一つ一つの発言、『今から言うぞ』っていうのをコマーシャル中にグーッとエンジンかけて、明けでバンッて言ったりするから。見て来た、彼が勝負するところ」と力説。進行のカンテレ・橋本和花子アナが「やっぱり仕えてらっしゃると、その背景までご存じなんですね」と言うと、モーリーは「『殿!』って感じだね」と返して笑わせた。青木アナは「以上、臣下の2人による解説でした」とまとめた。
