I Don’t Like Mondays.、中国最大フェスに2か所連続出演 今年第1弾シングル『jealous』も配信開始

4人組ロックバンド・I Don't Like Mondays.(通称:アイドラ)が、中国大陸本格進出1年目にして、最大級のフェス「Super Strawberry Music Festival」に2か所連続で出演を果たした。今月2日に東莞(とうかん)、4日に北京で圧巻のパフォーマンスを披露し、2日間合計で、会場に集まった6万人以上の中国大陸のファンを盛り上げた。

I Don't Like Mondays.が中国最大フェスに2か所連続出演を果たした
I Don't Like Mondays.が中国最大フェスに2か所連続出演を果たした

中国大陸へ本格進出

 4人組ロックバンド・I Don’t Like Mondays.(通称:アイドラ)が、中国大陸本格進出1年目にして、最大級のフェス「Super Strawberry Music Festival」に2か所連続で出演を果たした。今月2日に東莞(とうかん)、4日に北京で圧巻のパフォーマンスを披露し、2日間合計で、会場に集まった6万人以上の中国大陸のファンを盛り上げた。

 オープニングからド派手でスタイリッシュなアタック映像から始まり、1曲目の『Beautiful Chaos』で一気に会場を巻き込んだ。『全部アナタのせいなんだ』を中国語で歌唱して中国大陸ファンを驚かせ、中国大陸で人気曲『ロンリーゾンビーワンダーランド』で熱気は最高潮に達し、『Freaky Boy』『WOLF VIBES』と続き、ファンは悲鳴を上げる。最後は会場を一つにする讃美歌のようなアイドラのライブ代表曲『Change』で音楽と繋がれた奇跡をファンに伝え、感動・共鳴を生み「Super Strawberry Music Festival」初出演を締めくくった。

 I Don’t Like Mondays.は、元々海外思考だったメンバーが多く、デビュー10年目となった昨年、中国大陸でのツアーも初開催。中国大陸への本格進出を果たしていた。今年1月には、グループ2度目の中国大陸でのツアーを実施。デビュー10周年記念EP『FOCUS』を引っ提げ開催されたツアーの中国大陸編で北京・成都・武漢・上海・深セン・広州の6か所か所をソールドアウトさせ、累計5000人以上の動員を記録した。

 順風満帆に見える彼らだが、これまでの歩みには大きな苦悩があった。J-RockシーンとI Don’t Like Mondays.の音楽性とのバランスや英語歌詞が多い彼らには試行錯誤が多く、日本は音楽チャートを気にしなければならない傍ら、自分たちのアイデンティティーも大事にしないとならない日々が続いた。

 2022年のアニメ『ワンピース』主題歌を機に海外への扉が開き、ワールドツアーを行った際、自分たちがやってきた方向性が間違いでなかったと確信。幅広い層のファンを獲得し、規模を拡大し続けている。

 また、4月30日には2025年第1弾シングルとなる『jealous(ジェラス)』を配信リリース。昨年のデビュー10周年記念EP『FOCUS』リリース後初となる新曲は、彼らのアイデンティティーのひとつ「ダンサブルロック」に再フォーカス。ディスコ・ファンクサウンドをベースに軽快なトラックの上に、YUの紡ぐ女々しい男心がウェットかつ爽やかに響いている。

 世界に目を向けた音楽とブランディングが、海外ファンにも着実に届き始めており、I Don’t Like Mondays.のより一層の飛躍に期待が高まる。

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