【RIZIN】榊原CEO、朝倉未来次戦は「彼の意向に従う」も…「コンスタントに試合をしたがる人」と連戦へ期待感
格闘技イベント「RIZIN」は8日、都内で記者会見し「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カードを発表した。会見後に囲み取材に応じた榊原信行CEOは、朝倉未来の今後について見通しを語った。

新王者・シェイドゥラエフは継続参戦「UFCに行くとかってことは契約上はない」
格闘技イベント「RIZIN」は8日、都内で記者会見し「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カードを発表した。会見後に囲み取材に応じた榊原信行CEOは、朝倉未来の今後について見通しを語った。
大盛況に終わった4日の「RIZIN男祭り」。朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)が鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)に勝利して復活を遂げ、フェザー級には新王者が誕生するなど様々な名シーンが生まれた。
PPVの売り上げについて、榊原CEOは「去年の未来と平本蓮に匹敵するくらいはあった」と明かした。ベルトへの思いも口にしていた朝倉の今後については「会場で一言二言話しただけ。週明け一回ゆっくり今後のことも含めて話し合える機会をお互い持てたらいい。ここから2年3年くらいが(朝倉が)選手として全力で向き合えるピークの期間。彼がその期間をどういう選択をしてくるか。ただ意外に未来はコンスタントに試合をしたがる人。久しぶりの勝利をして自信をつけただろう。彼の意向にしたがって年内あと何試合するか相談したい」と明かした。
新フェザー級王者となったラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)については「まだ複数回の契約を持っているのでベルトの防衛戦をせずにUFCに行くとかってことは契約上はない」と引き続きのRIZINの継続参戦を示唆した。
またフェザー級で4連勝中と次期タイトル挑戦者の筆頭候補にあがっているカルシャガ・ダウトベック(31=カザフスタン)は「体格的なことを考えるとバンタム転向も彼の一つの選択肢。シェイドゥラエフとは同じ中央アジアで兄弟みたいな存在。(闘うことを)両選手とも嫌がっているじゃないですか。彼の意思に任せつつ、7月その先の大会に向けて話し合いを進めたい」と1階級下のバンタム級への転向が濃厚であることを明かした。
6月の北海道大会でメインカードに大抜擢した、元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)と闘う木村柊也(24=BRAVE)については「ケラモフを倒すようなことがあれば、いきなりシェイドゥラエフと。そんな可能性もないことはない。もし負けたところで世界のフェザー級のトップレベルの選手とこのタイミングで肌を合わせるってことは、成長していく過程でプラスになる側面もある」とタイトル戦線への参入に大きな期待感を口にした。
