【RIZIN】衝撃デビューの“新星”がタイトル戦線殴り込み 2戦目で元王者と激突 榊原CEOも期待「ビッグチャンス」
格闘技イベント「RIZIN」は8日、都内で記者会見を行い「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カードを発表した。RIZINデビュー2戦目で元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)と対戦する木村柊也(24=BRAVE)は「3月に引き続き会場を爆発させてしっかり勝ちたい」と強気にコメントした。

「(タイトル戦線も)狙っています」と意欲
格闘技イベント「RIZIN」は8日、都内で記者会見を行い「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加カードを発表した。RIZINデビュー2戦目で元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)と対戦する木村柊也(24=BRAVE)は「3月に引き続き会場を爆発させてしっかり勝ちたい」と強気にコメントした。
ケラモフは23年7月に朝倉未来(32=JAPAN TOP TEAM)を破ってフェザー級のベルトを獲得した元王者。同年11月の防衛戦では鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)に敗戦し初防衛に失敗したが、次期タイトル挑戦者の有力候補と目されている。木村は「素直に自分でいいのかなっていうのはあった。でもここはチャンスだなと思って受けました。(タイトル戦線も)狙っています」と強気にコメントした。
榊原信行CEOも「1歩ずつっていうのが僕なんかはよく分からない。行ける時に行くべきだしこれをチャンスと捉えるのか、まだ早いですっていうのかはオファーを受けた選手の感覚。このタイミングで木村選手が行けるんなら僕は行くべきだなと思う」とオファーの経緯を明かした。そのうえで「これはビッグチャンス、ビッグアップセットが起きる予感がしてます。一気にこの群雄割拠のフェザー級の中で、タイトル戦線に絡んできてもおかしくないところの立ち位置までジャンプアップするんじゃないかなと思います」と大きな期待を寄せた。
木村は明治大在学中の19年に全日本拳法個人選手権大会を最年少で優勝。22歳でMMAに転向すると、プロデビュー戦から5戦連続で1R・KO勝利を収めている。RIZIN初参戦となった今年3月の横山武司戦では1R・55秒で相手を失神させ、鮮烈な印象を植え付けた。
4日の「RIZIN男祭り」は東京ドームに来場し、メインイベントのフェザー級タイトルマッチも直接観戦した。「(新王者のシェイドゥラエフ)は強すぎるなっていう感じ」としたが、リング上でのあいさつでは「1ミリも負ける気がしない」とファンに熱く呼びかけた。「前回の大会も自分は一撃で倒すって言ってたと思うんですけど試合当日も実際にその通りになった。そういった意味でも(自信は)そこから来てます」とビッグマッチを前に最後まで怯む様子はなかった。
