【RIZIN】朝倉未来に大流血敗戦の鈴木千裕「しっかり休みます」 強行出場も「土俵にあがった時点で言い訳ない」
前RIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が引退を撤回してリングに上がった朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)に3R・1分56秒でTKO負けを喫した。RIZIN3連敗となった鈴木は試合後の会見に登壇し、声を絞り出しながら試合を振り返った。

「(試合)についてはあまり覚えていない」と振り返った
格闘技イベント「RIZIN男祭り」(2025年5月4日・東京ドーム/ABEMA PPVで全試合生中継)第15試合RIZIN MMAルール:5分×3R(66キロ)
前RIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、引退を撤回してリングに上がった朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)に3R・1分56秒でTKO負けを喫した。RIZIN3連敗となった鈴木は試合後の会見に登壇し、声を絞り出しながら試合を振り返った。
顔面へのパンチや膝蹴りを次々に被弾し、ドクターストップが入るほどの大流血で敗戦した鈴木。「自分との戦いだったので(試合)についてはあまり覚えていない」と力のない声で語った。カットした左目上は、痛々しく腫れ上がっていた。
24年大みそかのメインカードでクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)に敗戦し、ベルトの防衛に失敗。25年中の王座奪還を口にしていたが、3月のカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)戦に続いての敗戦で連敗は3に広がり、タイトル戦線からは大きく後退した。朝倉との試合が発表されたのは先月の9日。ショートノーティスでの強行出場だったが「みんなコンディションは100%ではないですよ。それぞれいろいろ背負ってやってるんで、それ含めて勝負じゃないですか。土俵にあがった時点で言い訳ないっすよ」と言い切った。
最後には「やることは分かってるんですよ。もっともっと強くなれるんですよ。だから気持ちは折れてないんで。もちろん目指すべきものはチャンピオンですよ。ちょっと休みますね。しっかり休みます。ちゃんと戻していい環境作って。それやれば負けないっすよ」と語り、必死に前を向いた。
