格闘技イベント「RIZIN男祭り」（5月4日・東京ドーム）の前日公開計量が3日、都内で行われた。出場全32人のうち31人が計量をクリアしたが、ヘビー級トーナメントの1回戦に出場するダニエル・ジェームス（43＝米国）が契約体重の120キロを800グラムオーバーした。

　これまでに米国の格闘技団体「Bellator」や「PFL」で薬物陽性反応や、体重超過など数々の問題を起こしてきたダニエル・ジェームス（43＝米国）。この日も契約体重を800グラムオーバーし、出場選手の中で唯一計量に失敗した。対戦相手のマレク・サモチュク（28＝ポーランド）は118.85キロでクリア。前日時点での体重差は3キロとなった。

　超過体重が1キロ未満のため、規定によりジェームスに減点50点を課したうえで試合は公式戦として行われることが決まった。

　榊原信行CEOも「無事に全選手が計量をクリアし、明日の試合に万全の状態で挑める事を切に願います」とこの日SNSで発信していただけに、会場のファンも落胆の声をあげていた。