【べらぼう】福原遥が感じた誰袖の強烈キャラ「花魁として苦労、魅力的に演じられたら」
俳優の福原遥が主人公・蔦重(横浜流星)を慕う花魁の誰袖(たがそで)役で出演するNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)について、誰袖を演じることが決まった時の心境や誰袖のキャラクターなどについてコメントした。作品は18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。誰袖は4日放送の第17回が初登場。

主人公・蔦重を慕う誰袖を熱演
俳優の福原遥が主人公・蔦重(横浜流星)を慕う花魁の誰袖(たがそで)役で出演するNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)について、誰袖を演じることが決まった時の心境や誰袖のキャラクターなどについてコメントした。作品は18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。誰袖は4日放送の第17回が初登場。
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まずは誰袖を演じることが決まった時の気持ちをコメントした。
「とてもびっくりしました。昔から時代劇をやってみたくて、特に大河ドラマは家族も好きで『いつか出られたらいいね』って話しながら一緒に見ていたので、うれしかったです。最初に母に伝えたのですが、泣きそうになりながら、『おめでとう』と言ってくれました。とても楽しみにしてくれています」
誰袖をどんなキャラクターとらえているのか。
「最初は、天真爛漫で無邪気でかわいらしい女の子という印象だったのですが、台本が進むにつれて、したたかで、とにかくこれがしたいと思ったら突き進む、強烈なキャラクターだということが分かりました。脚本の森下佳子さんの作品が大好きで、私自身も、誰袖は次は何をするんだろう? とワクワクしながら台本を読んでいます。今まで、花魁として苦労して、それを乗り越えてきたからの強さだと思うので、そこを大事に、魅力的に演じられたらと思っています」
蔦重のどんなところに引かれたと考えているか。
「蔦重は、昔からずっと甘えられて頼れる存在です。せりふにもありますが、最初は見た目が素敵ということで興味を持って、蔦重の心の温かさと包容力に引かれていったのだと思います。蔦重が好きという気持ちが原動力になって、誰袖は頑張れているのではないかなと思います」
誰袖は、蔦重を慕う当代一の花魁。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦屋重三郎に一方的な恋心を抱いていた。そして成長し、吉原を代表する花魁に。その後、老中・田沼意次(渡辺謙)の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎(栁俊太郎)に莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出どころについてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していくとされる。
