【RIZIN男祭り】王者・クレベル、メインカードで“ポペガー”予告 進退についても言及「あと5年はやるよ」

格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日・東京ドーム)の試合前記者会見が2日、都内で行われた。メインイベントのフェザー級タイトルマッチで、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)との防衛戦を闘う現王者のクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)はベルト防衛に自信を見せた。

会見に登壇したクレベル・コイケ【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇したクレベル・コイケ【写真:ENCOUNT編集部】

ラジャブアリ・シェイドゥラエフとの防衛戦を闘う

 格闘技イベント「RIZIN男祭り」(5月4日・東京ドーム)の試合前記者会見が2日、都内で行われた。メインイベントのフェザー級タイトルマッチで、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)との防衛戦を闘う現王者のクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)はベルト防衛に自信を見せた。

 鈴木千裕との年をまたいだ死闘から約4か月。初のベルト防衛を目指すクレベルの挑戦者には、無敗のキャリアを持つ難敵が指名された。

「(シェイドゥラエフは)すごく勝ちたい気持ちがあってフィジカルが強い子だと思う。自分の年齢もあるし、厳しい試合にはなると思うけど、最終的には自分の腕の中に彼が収まると思っている」と代名詞の“ポペガー”を予告した。

 今回も試合前に米国に渡航し、名門ジムであるアメリカン・トップチーム(ATT)でファイトキャンプを行った。「レスリングとグラップリングを中心に練習してきた。それが自分の強みだと思うし、自分の強みをさらに強化することに重点をおいた。ボクシングとかムエタイを練習しようと思う人もいるんだけど、自分は自分ができる1番良いところを強めようと思い、MMAのレベルを上げてきた」とさらなる進化を口にした。

 昨年10月には第4子となる男の子が誕生。来日から今年で20年を迎え“引退”が頭をよぎることある。「そのことについては、サトシや妻ともよく話す。自分はこの年齢で続けるよりもやめる方に近いとは思う。でも、今とても良い状態にあるんだよね。昔はもうちょっと早く引退するとかも考えていたけれども、今は全てにおいて良いコンディションにある。なので、あと5年はやると思ってるよ」と早期の引退を笑顔で否定した。

 ATTに在籍するロシア人との練習により、すでにシェイドゥラエフのスタイルを研究済みとした。直前の会見で三角絞めを極めることに自信を見せた“キルギスの犬鷲”には「それは絶対に起こらないことです。彼の1番すばらしい夢だとしても。絶対に起こりません」と力強く言い切りけん制していた。

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