知念里奈、夫役の浦井健治への“複雑”な思い「実の夫が浦井くんと仲が良くて…」
俳優の知念里奈が1日、都内で行われたミュージカル『ある男』製作発表に出席。夫役の浦井健治への複雑な思いを吐露した。

本作は、日本発ミュージカルの初演
俳優の知念里奈が1日、都内で行われたミュージカル『ある男』製作発表に出席。夫役の浦井健治への複雑な思いを吐露した。
本作は、読売文学賞を受賞した平野啓一郎氏による長編小説を原作に、世界初のオリジナルミュージカルとして上演。宮崎に住む谷口里枝(ソニン)は、愛する夫を仕事中に起きた不慮の事故で失ってしまう。その後、夫の兄から知らされたのは、遺影に写っている愛した人が全くの別人だということだった。
知念が演じるのは、浦井健治扮(ふん)する弁護士・城戸章良の妻。知念は「原作をもともと読んでいて、映画も拝見していたので、お声がけいただいたときは、とてもうれしかった」と笑顔を見せるが「今回、浦井健治くんの妻の役なのですが、実の夫(井上芳雄)が浦井くんと仲良くさせてもらっていて、ちょっと気まずいなって思っていたんです」と苦笑い。
しかし知念は「今日、すてきな皆さんとお会いできて、そんなことを気にせず、しっかりと役割を果たそうと思いました」と発言して会場を盛り上げていた。
本作は、日本発ミュージカルの初演となる。知念は「いままで誰もやったことがない役を自分がやるというのは、すごくチャレンジングなこと」と語ると「翻訳ミュージカルより自由度が高いので、しっかり皆さんと話し合いをしながら、自分の意見も話せれば」と作品への思いを述べた。
会見には、ダブル主演を務める浦井、小池徹平をはじめ、濱田めぐみ、ソニン、上原理生、上川一哉、鹿賀丈史、脚本・演出の瀬戸山美咲氏、原作者の平野氏も参加した。
