内野聖陽主演『PJ ~航空救難団~』 女性として同情されることを嫌う女性初PJ候補生の“心の闇”描く

俳優の内野聖陽が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『PJ ~航空救難団~』(木曜午後9時)の第2話のストーリーと場面写真が1日に公開された。

『PJ ~航空救難団~』の第2話場面写真が公開された【写真:(C)テレビ朝日】
『PJ ~航空救難団~』の第2話場面写真が公開された【写真:(C)テレビ朝日】

即応予備自衛官の芸人・やす子も第1話を視聴「基本動作が忠実」

 俳優の内野聖陽が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『PJ ~航空救難団~』(木曜午後9時)の第2話のストーリーと場面写真が1日に公開された。

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 同作は、自衛隊の中でも精鋭だけが所属できる人命救助のエキスパート・航空自衛隊航空救難団に所属する救難員、通称「PJ(パラレスキュージャンパー)」にスポットを当てた完全オリジナル作品。命がけの救難活動の様子を描く。

 内野が演じるのは、航空救難団で訓練生を育成する伝説の主任教官・宇佐美誠司。極限状態での任務を熟知し、命と真摯(しんし)に向き合ってきた経験を武器に、若者たちにその覚悟と責任をたたき込んでいく。第1話では、宇佐美が課す型破りな訓練に食らいついていく7人の学生たちの様子が描かれた。辛い過去の出来事からなかなか心を開かない学生・沢井仁(神尾楓珠)に宇佐美がまっすぐ向き合い、心をぶつけ合ったラストシーンには、「初回から号泣」「内野さんのお芝居に感動」「家族の無償の愛に涙が止まらない」といった声が。Xでは「#ドラマPJ」がトレンド入りした。

 1日放送の第2話では、プールでの訓練がスタート。過酷な訓練の連続に、水泳で国体に出場した実力を持つ藤木さやか(石井杏奈)でさえも苦戦が続いた。女性初のPJ候補生として教官たちから期待を集めるさやかは、うまくいかない自分に焦りや苛立ちを感時始める。さらに、女性として同情されることを嫌い、人を頼れないさやかは、優しく励ましてくれた沢井を「私が女性だからって上から目線やめてくれる? なめるな」と、突っぱねてしまう。

 そんな中、水中での応急対処訓練で沢井とペアを組むことになったさやか。「日頃から行動を共にし、呼吸を合わせておけ」という宇佐美の言葉どおり、歩み寄ろうとする沢井に対し、さやかは頑なな態度を崩さない。険悪な2人を見かねた宇佐美は、さやかを呼び出す。“女性であること”を意識することで、仲間を頼ることのできないさやか。その“心の闇”や苦悩を感じ取っていた宇佐美が、さやかと向き合う。

 一方、訓練を見学しに来ていた宇佐美の娘・乃木勇菜(吉川愛)は、自分の限界を突破しようと、感情むき出しで訓練に挑む学生たちの姿や、見たことのない父の厳しい顔を目の当たりにし、「マトモじゃない……」と驚く。鬼教官の宇佐美は、娘の前では途端にぎこちなくなってしまう。

 場面写真では、さやかがプール訓練で苦戦する様子などが公開されている。また、テレビ朝日公式YouTubeチャンネルでは、災害などが起きた際に召集される即応予備自衛官として月に1回訓練に参加している芸人・やす子が、「PJ」第1話を見て独自の視点で見どころを語る特別動画も公開している。やす子は「基本動作が忠実」「本物の隊員さんを映しているみたい」と、ドラマのクオリティーに驚いていた。

次のページへ (2/2) 【写真】プール訓練で苦戦する藤木さやかを演じる石井杏奈
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