お笑いコンビ・ヤーレンズが28日、ABCラジオ『ツギハギ～ヤーレンズのダダダ団！～』（月曜午後9時15分）に出演。オンラインカジノ騒動で活動を休止していた“ライバル”令和ロマンの高比良くるまがこの日、復帰と同時に吉本興業とのマネジメント契約終了を発表したことに言及した。

　トーク途中でヤーレンズの楢原真樹が「宮迫さんも吉本やめたけど、くるまも吉本やめたね」と唐突に触れ、相方の出井隼之介は「お前、いい加減にしろよ」と反応。楢原は「なんなんだろ？　あれ。すごい気になるね」といじると、出井は「サラッと触るな、お前」と制止した。「気になるんですけど、何でくるまやめちゃったんですか？　戻って来て早々」と食い下がったが、出井は「知りません、それは」と返した。

　楢原が「ってことは今度、くるまだけだったらライブ呼んでもいいのかな？」と早速“オファー”の可能性に踏み込むと、出井は「いいのかもしれませんよ、これはね」と受け止めた。仕事につながる可能性を感じ取った楢原が「これラッキーだね」と口にすると、出井は「ここが（吉本の）鎖国の切れ目になるかもしれない」と発言。楢原が「そうですね。これはラッキーですね」と再び言うと、出井は「ケム（吉本所属のままの相方・松井ケムリ）にも会いたいけど」と思いを明かした。

　楢原は「ケムにも会いたいけど」と同調した上で、「今度くるまを呼んで、ここで音（を）録ってもらっても、音使い放題ってことですか？」と番組ゲストでくるまが出演した場合を見越して権利関係を気にした。出井は「（音源使用はOK）かもしれませんね」と話した。

　出井は「ちょっといかがわしい感じになっちゃうけど、もしかしたら『ケムをオファーしてゲストとして呼んで、そこにたまたまくるまが来てた、居合わせた』みたいな感じで、ブース内で…」とコンビで出演してもらうための作戦を画策。

　楢原が「それ逆の方がいいじゃん。くるまを呼んで…」と言うと、出井は「あっ、そうか。『くるまを呼んどいて、ケムはたまたま忘れ物を取りに来た』みたいな感じにして、ここで令和ロマンと録るっていう」と訂正。楢原は「くるまは言い値で来るからね」と早くも足元を見た。

　2023、24年のM-1グランプリで連続優勝した令和ロマンに対し、ヤーレンズも2年連続ファイナリストで23年は2位、24年は5位だった。

※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか