元AKB48がセクシー女優役 オファーに喜びと戸惑い「その存在はとても遠いものでした」
元AKB48の清水麻璃亜がBUMPオリジナルショートドラマ『キカタン』で主演としてセクシー女優役に挑戦することが26日、分かった。

知られざるセクシー女優の人生を描いた作品
元AKB48の清水麻璃亜がBUMPオリジナルショートドラマ『キカタン』で主演としてセクシー女優役に挑戦することが26日、分かった。
知られざるセクシー女優の実話を交えたリアルな物語。セクシー女優への意識が、若い世代を中心に以前に比べてポジティブなものへと変化の兆しを見せる昨今。トップクラスに位置する女優の中でも、個人の作品が作られるのは「単体女優」、その他大勢を構成しているのは、「企画女優」と呼ばれる。
『キカタン』は、その中間に位置する「企画単体女優(キカタン)」というカテゴリーで活動する女性たちを描き出す。彼女たちが「自分の存在理由」や「自己肯定感」の高まりをはじめて体感し、「キカタン」として活動の延長で、最上位である「単体女優」のトップを目指すものの、得るものもあれば失うものもあり。
「キカタン」としての仕事の充実と引き換えに変化する周囲の眼。中心外では感じられなかった、性産業の一種と認知され消費されるスピードの速さ。知らぬ間に病んでいく精神。女優仲間の死。親との関係の悪化。次々と迫り来る困難にキカタン女優たちは如何に立ち向かい、どこへ向かうのか。彼女たちの最善の選択とは。
企画女優から「企画単体女優」となり、『ふわゆら』という芸名を持つことになる、この物語の主人公・米田千秋を演じるのは、元AKB48チーム8群馬県代表で、アイドルとしてだけでなく、女優として数々の舞台やドラマに出演し、卒業後も『帰らないおじさん』『スーパーのカゴの中身が気になる私』『とのまわり』『トンカツロック』など幅広く活躍する清水。
売れっ子「単体女優」で、千秋の背中を押す皆月さらん役を、陸上競技でインターハイ出場経験を持つ抜群の身体能力を武器に、ゴルフやスポーツ番組などでも活躍している椿原愛が演じる。
さらに、スカウトマン兼、事務所社長・河本シンゴ役をルーク・ヨウスケ・クロフォード、AD役の島ダイスケ役を名村辰、千秋の母・米田律子役を藤田記子が演じる。
本作は、同日午後7時からショートドラマアプリ・BUMPで独占配信される。
清水は「まさかAV女優を演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした!! この役が決まった時には、喜びと同時に戸惑いがあったくらい、その存在はとても遠いものでした。でも千秋も普通の女の子。自信が持てなくて決断が苦手でハッキリしない…いつかの自分にとても近い気がしています。そして、誰かの人生の一部を演じるというのは、こんなにも覚悟がいることなんだと改めて感じました。だからこそ、その本当にあった日々と、そこにあった想いを、少しでも汲めたらという気持ちで撮影に挑みました! この作品と過ごした時間はとても楽しくて刺激的で、これからも大切にしたいものになりました。初めての役柄や表現を観ていただくのはドキドキしますが、たくさんの方に楽しんでもらえるドラマになったら嬉しいです! 『キカタン』ぜひ、よろしくお願いします!」と呼びかけた。
一方、椿原は「初めて台本を読んだ時から『皆月さらん』という人間に惹かれました。私の中のさらんとの共通点を探し、彼女の魅力をより多く引き出せる様にと撮影に挑みました。千秋とのシーンを重ねるたびに彼女のことが大好きになっていきましたし、その時間が宝物でした。自分の仕事に誇りを持っているさらんを尊敬しています。是非多くの方に見て頂きたいです」とコメントを寄せた。
