俳優の萩原利久が26日、主演を務める映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の公開記念舞台あいさつに共演する河合優実、伊東蒼、黒崎煌代、メガホンをとった大九監督とともに登壇。自身のチャームポイントを明かした。

　本作は、コント職人として知られるジャルジャルの福徳秀介が2020年に発表した同名恋愛小説を実写化した作品。主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を萩原、小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を河合、小西のバイト仲間・さっちゃんを伊東、小西の唯一の友人・山根を演じた黒崎が演じている。

　主演を務めた萩原は「取材や宣伝など、半年間ずっとこの映画と常に一緒にいたような感じなので、やっとこの日を迎えたという感覚がすごく強い」と胸の内を明かし、「こうしてたくさんの方に早くも見ていただけているのがすごくうれしいです。ここから1人でも多くの方に届いたら」と願いを込めた。

　イベントでは、主人公・小西が「傘」、ヒロインの桜田が「お団子」で自分を武装していることにかけて、登壇者たちの自分を守ってくれるもの・チャームポイントを発表。萩原は自身のチャームポイントに“手”を選び、「人にほめていただく機会が一番多くて、指が長いし、大きいんです」と自分の手を大きく広げながら紹介。MCから「手で覆えそうですもんね」と声をかけられると、実際に自分の顔を手で覆い隠し、「バスケットボールがつかめる手です」とアピールした。

　一方、河合は「しっかりしてそうと言われるんですけど、いろんなことを忘れちゃう。治らないのでチャームポイントっていうことにします」と笑い、伊東は頬の両側にあるえくぼのような部分を指し、「皮膚科では蕁麻疹と言われたんですけど、消えたことがないので違うと思う。これが何か知っている人がいたら教えてほしいんですけど、自分ではチャームポイントだと思ってます」と回答。黒崎は「眉毛ですかね。眉毛がずっと濃いってよく言われます」と太い眉を紹介したが、MCから声も褒められると「ありがとうございます」と低音ボイスでお礼を言い、会場を盛り上げた。