役所広司は「威圧感がない」 映画監督が明かす現場での姿「和ませるためにわざとNGを」
俳優の役所広司が25日、都内で行われたサントリー「マスターズドリーム」「RISING BALL BAR」オープニング記念およびメディア向け体験会イベントに、映画ディレクターの大根仁氏とともに出席した。俳優業などについて語った。

「ユーモアってとっても大事」
俳優の役所広司が25日、都内で行われたサントリー「マスターズドリーム」「RISING BALL BAR」オープニング記念およびメディア向け体験会イベントに、映画ディレクターの大根仁氏とともに出席した。俳優業などについて語った。
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俳優業のこだわりをたずねられて、役所は「(作品内における)素材としての俳優」と表現し、「歴代の人物を演じるときには、いろんな資料に目を通して、演じる人物の生まれた場所とか育った場所を訪ねる。それが役に何か役に立つのかどうか、形としては分からないですけれども、そこに行かないと、なんとなく素材として存在感が出ないんじゃないかと。訪ねていくことで存在感が出てくるんじゃないかと信じてやります。最終的に、その人物のお墓に行って『撮影中にはどうぞ仲良くしてください』とお願いして、素材としては一生懸命こだわってやる」と語った。
大根氏は、NHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』でタッグを組んだ役所について「現場にいても威圧感がない。すごくフラットな感じでいてくださる。これだけの方なのに、若い役者に対して存在で威圧するようなこともまったくないし、下手をすれば、現場を和ませるためにわざとNGを出してくださったこともあったように記憶しております」と明かし、役所を笑わせた。
また、“ユーモア”が話題に挙がると役所は「ユーモアってとっても大事だと思いますね」と言い、「人間は、そもそもおかしみのあるもの。真剣にやればやるほど、そのユーモアというかおかしみが出てくる。それが見ている人にとっても救いになったり、リアリティーを感じられたりするものですよね」と持論を語った。
サントリーは4月25日~4月29日、「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」のこだわりを体験できるイベント「RISING BALL BAR」を麻布台ヒルズにて期間限定開催。今回のイベントでは、「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」のメッセンジャーを務める役所に加え、特別ゲストとして大根を招待。「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」が掲げる「JAPAN MONOZUKURI BEER」のテーマのもと、対談形式のトークセッションが行われた。
