俳優の真木よう子が24日、都内で行われた映画『金子差入店』（5月16日公開、古川豪監督）ジャパンプレミアに、SUPER EIGHTの丸山隆平とともに出席。イベント中、丸山にお願いごとをする場面があった。

　刑務所や拘置所に収容された人への差入れを代行する「差入屋」に焦点を当てた同作。伯父から引き継いだ店舗で「金子差入店」を営んでいる金子真司（丸山）と、その家族が巻き込まれる不可解な事件を描き、人間のおかしさと切なさ、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかける感動のヒューマンドラマを誕生させた。丸山は、映画『泥棒役者』以来、8年ぶりに主役を演じる。

　金子真司の妻・金子美和子を演じた真木は、撮影現場の雰囲気を聞かれると「1回共演させていただいて、丸ちゃん大好きになって友だちになった。本番のとき、丸ちゃんが見たことない顔をしていて、一瞬ハッと真木よう子に戻っちゃって『丸ちゃん大好き』と駆け寄ってしまうこともあって」と裏話を披露し、「決して完ぺきではない大人の支え合いが、すごくリアルに伝わってくる作品なので『大好きだなこの映画』って思いました」とアピールした。

　この日は、作品の内容と絡め、丸山が共演者に差入れたいものを発表。丸山は、真木に「笑いを差入れたい」と言い、「バカらしいことで笑わないといけないときってある。そういうのが必要なときに、くすっと笑える写真を送ったりしたと思います」と話した。これに真木は「1人で家にいるとぼーっとしかしないので、笑いはいいですね。大好き」と喜ぶと、この流れで「リール動画あるじゃん。丸ちゃんに送ったんだけど、一切既読にならないから、友だち追加しておいて」とまさかのお願い。丸山は「うん、わかった！」と頷き、観客を笑わせていた。

　イベントには、三浦綺羅、川口真奈、名取裕子、寺尾聰、古川監督も登壇した。