西川のりお、『THE SECOND』で優勝候補に指名したコンビは? 決勝8組で異色「爆発力でいったら怖い」

ベテラン漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが24日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。結成16年以上による漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』(5月17日、グランプリファイナル)の優勝候補として、1980年代初頭の漫才ブームをともにけん引した1972年結成のザ・ぼんちを挙げた。ファイナリスト8組はほんちのほか、マシンガンズ、モンスターエンジン、金属バット、吉田たち、囲碁将棋、はりけ~んず、ツートライブ。

西川のりお・上方よしおの西川のりお【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
西川のりお・上方よしおの西川のりお【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

“盟友”に期待「ひょっとしたら、ひょっとしたらよ」

 ベテラン漫才コンビ、西川のりお・上方よしおの西川のりおが24日、ABCラジオ『ますだおかだ増田のラジオハンター』(木曜正午)に出演。結成16年以上による漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』(5月17日、グランプリファイナル)の優勝候補として、1980年代初頭の漫才ブームをともにけん引した1972年結成のザ・ぼんちを挙げた。ファイナリスト8組はほんちのほか、マシンガンズ、モンスターエンジン、金属バット、吉田たち、囲碁将棋、はりけ~んず、ツートライブ。

 のりおは「わが盟友のザ・ぼんちも(残ってる)。頑張ってもらいたい」とエールを送りつつ、「優勝もしてもらいたい言うたらね、片方だけ応援したら、結構、難しいのは囲碁将棋も親しいし。吉田たちも金属バットも頑張ってほしい」と親交あるコンビを気遣った。

「審査員の人が困る思うのが、ぼんちが抜群の知名度がこの中ではあるわけ。いうても時代を築いた人間やから。笑わし方も違うからね。どうしても『ほかの7組と同じように見ろ』っていうのができるのかな思って、そこを危ぐするのよ」といい、「やっぱりぼんちの場合、テクニック的にも笑いの転がし方いうか持って行き方もすべて知ってるのは、これ当たり前の話やからね。芸歴16年超えて、いま脂のってる言うても、50年からやってる人間と違うわね。いろんなこと経験してるから。(審査は)難しいんちゃうかな」と思いを明かした。

 ますだおかだ・増田英彦は「審査員の方も、この賞に関してはお客さん。お客さんもザ・ぼんち師匠の世代のお客さんじゃない」と超大御所が有利とはいえないという見方のようだった。のりおは審査員を10代から年代別に振り分けることで平等になると提言した。

 優勝について、のりおは「占うわね。囲碁将棋かぼんちや」と2強を指名すると、「ひょっとしたら、ひょっとしたらよ。(優勝は)ぼんちが持って行きよるかもわかれへん」と、ぼんちおさむと里見まさとの72歳コンビの栄冠を予想した。「これは別に仲間意識あるんちゃうよ」と言うと、「変な言い方やけど、ぼんちは目いっぱい来よる思うねん。爆発力でいったら怖いからね」と話した。

「囲碁将棋は確実に勝ってきてんのよ。確実に勝ってきてるとこで、変な計算よりも『最後はやるだけやったろう』と、今まで50年以上やったキャリアの芸をぶつけて来られたらね、やっぱりちょっと勝たれへんところもあるからね。(ぼんちは)いろんな舞台踏んできとるから」とぼんちの優位さを解説。「組み合わせで、最初か最後かわかれへん。例えば、ぼんちと囲碁将棋が当たったら、これが一番のカードやと思う」と対決すれば“事実上の決勝戦”になるとした。

 また、3月の出演時に元オセロ・中島知子との関係性が話題になったのりおに対し、増田は「のりお師匠は囲碁将棋が好き。オセロよりも囲碁将棋が好きなんですね。オセロよりも囲碁とか将棋が好きなんですね」といじると、のりおは「もう(その)話、終わったんちゃうの」とたじたじになっていた。

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