現役局アナが医学部入学 日テレ36歳・安村直樹アナ…二刀流で医師を目指す「学業と仕事を両立できるように」

日本テレビの安村直樹アナウンサー(36)が今月、都内の大学医学部に入学したことが分かった。本人は「学業と仕事を両立できるように」と話しており、アナウンサーを続けながら医学の道を歩むとしている。

日本テレビの安村直樹アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】
日本テレビの安村直樹アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】

元NHKアナの島津有理子さんは退職後に医学部に入り、50歳で医師に

 日本テレビの安村直樹アナウンサー(36)が今月、都内の大学医学部に入学したことが分かった。本人は「学業と仕事を両立できるように」と話しており、アナウンサーを続けながら医学の道を歩むとしている。

 現役の局アナが医学部に入学。安村アナが異例の挑戦を始めた。2012年、慶応大総合政策学部卒業後に日本テレビに入社。入社14年目で情報・報道番組、スポーツ実況で存在感を見せているが、19年11月17日に放送された同局系『おしゃれイズム』に出演した際、安村アナは「お医者さんになりたかったですね」と即答。理由を聞かれると、「父が医師をしてまして、父のような内科のお医者さんになるのが夢だった」と告白していた。

 青山学院で小学校から高校まで過ごし、大学受験で医学部を受験することも考えていたが、「どうしてもラグビーをトップレベルでやりたくなって、慶応大学のラグビーも小さい頃からの憧れだったので受験して、卒業したらもう1回医者の試験を受けようと思っていた」と語っていた。そして、「ちょっと就職試験にも興味があって、アナウンサーの試験を最初に受けたら受かって」と回顧。その上で「辛い思いをされている方が私のアナウンスとかで元気になったり、お医者さんのようなアナウンサーになりたい」と笑顔を見せていた。

 だが、3年前に祖母を亡くしたことを機に「医師になりたい」との思いがよみがえったという。安村アナは同局を通じ、「内科医である父に憧れ、幼い頃から医師への憧れがありました。3年前に祖母を病で亡くし、医療スタッフの方々に温かく寄り添っていただいた経験から、医師への思いがさらに強くなり、受験を決意し、勉強を続けてきました。学業と仕事を両立できるように、共に真摯に向き合ってまいります」と明かした。

 元アナウンサーでは50歳で医師国家試験に合格した元NHKの島津有理子さんの例があるが、退職直後に医学部に入学している。現役局アナである安村アナの例は前代未聞。しかも二刀流で医師を目指すといい、その挑戦は長く注目されそうだ。

次のページへ (2/2) 【写真】元局アナ2人とお茶する島津有理子さん
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