俳優の渡辺謙が24日、都内で行われた株式会社ブロックバリュー新CM発表会に出席した。愛する阪神タイガースについて熱弁した。

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　熱烈な阪神ファンで知られる渡辺。「あれは日々の信仰みたいなもの」と切り出し、「生活の糧と言うか、一喜一憂しながら、メリハリをつけて、というところですね」とニッコリ。“俳優・渡辺謙”と“阪神ファン・渡辺謙”は別人なのかと報道陣にたずねられて「ですよね～（笑）。（阪神応援時は）そんな俳優の肩書は必要ない。色んなことで、去年の（阪神甲子園球場）100周年や今年の（球団創設）90周年など色んなことで（仕事として）応援はさせてもらっていますけど、基本的には、とても個人的に、毎日祈ってる次第です」と語った。

　また、延長10回表に大山悠輔の劇的ソロで横浜DeNAベイスターズを下した昨夜の一戦に触れて「昨日もそうだし、一昨日もそうだし、本当はもうちょっとワンサイドになってもいいゲームが、まぁちょっとクロスゲームになってしまった。そのへんは（藤川球児）監督も改善のしどころではないか」と意見。同監督の采配について「今は色んなことを試したり探っている状態だと思います。交流戦ぐらいから、色んなことが少し見えてくるのでは」と推測した。

　報道陣から、夏頃に失速するのではないかと意見されて渡辺は「そんなことないよ！」とすぐさま否定。「何言ってるんですか！　それはだいぶ昔の話。去年だって、かなりギリギリのところでちょっと失速したぐらい。（クライマックスシリーズ進出などに備えて）今年も秋までスケジュール空けてますから」と鼻息荒く語り、「今年の僕のテーマは（阪神のセ・リーグ優勝、日本一など）奪還ですから」と語気を強めた。

　また、退院報道が出た岡田彰布前監督について「ほぼ僕と同年代。まぁ、（この歳になると）色々あるような、ということで。またお仕事復帰されると思って、喜んでいます」と述べた。

　終盤、阪神御用達スポーツ紙・デイリースポーツの記者が質問を投げかけようとすると、イベント主催側がさらに阪神トークが続きそうな気配を察知して「すみません、タイガースの話はちょっと……」とブロック。しかし渡辺が「（会社から）聞けって言われるんだよ……！」と助け舟。同紙から今年の推しの選手を聞かれて「僕はね、門別（啓人）君はやっぱりもっともっといけると思いますよね。昨日も、もう一押しだった」とエールを送った。

　AIサーバーの国産メーカーであるブロックバリューは、地方創生をテーマに石川県志賀町にて、日本が誇れるデーターセンター環境の構築に取り組み、日本のサーバーベンダーの世界との競争力を向上させるリーディングカンパニーを目指している。渡辺は、4月25日より全国放映される新CM「サーバーの森」篇、「生成される都市」篇、「超高速エレベーター」篇に出演する。