レースクイーン・真木しおりの意外な素顔 中学生からラウンドガール…現在はトラック運転手の仕事も
モデルなど多彩な活躍を見せる真木しおりが、レースアンバサダー「ARTA GALS」の一員として、歴代最多となる7年目のシーズンを迎えた。日本最大級のカーレース「SUPER GT」(5月3~4日、富士スピードウェイで第2戦)で今季、GT500クラスに参戦しているレースチーム「ARTA」。発足28年目となる名門チームを、明るく力強くサポートしている。実は、トラック運転手として日本の流通を下支えする“トラック女子”の顔を持っている。

運送の仕事は「朝がとても早いことがちょっとキツイですが、今ではだいぶ慣れました!」
モデルなど多彩な活躍を見せる真木しおりが、レースアンバサダー「ARTA GALS」の一員として、歴代最多となる7年目のシーズンを迎えた。日本最大級のカーレース「SUPER GT」(5月3~4日、富士スピードウェイで第2戦)で今季、GT500クラスに参戦しているレースチーム「ARTA」。発足28年目となる名門チームを、明るく力強くサポートしている。実は、トラック運転手として日本の流通を下支えする“トラック女子”の顔を持っている。(取材・文=吉原知也)
愛車は世界200台限定のメルセデス…人気女優のクラシックな愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
大阪出身。中学生の頃から地元でラウンドガールをしていて、高校生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。レースクイーンデビューは2017年。グラビア界での活動のほか、現在もラウンドガールとして格闘技のリングを盛り立てている。
昨季もサーキットで楽しく過ごせたそうで、充実の表情。一方で、意外にも恥ずかしがり屋さんだそうで、「成長は日々していっていると自分では思っているのですが、なかなか前に出るのが苦手な性格で、本当はお話しをしたいのですが得意ではなくて……。ファンの方たちとたくさんお話しをする機会があるので、その時にもっともっとグイグイ自分からおしゃべりできたらいいなと思います! グイグイしゃべりかけてきてくれる方には私も打ち解けやすいのですが、自分からももっと積極的にいってみようって思います」。今季の“トーク目標”を掲げる。
そして、「運送のお仕事をしています!」。18歳で準中型免許を取り、中型免許、大型免許を取得。10トントラックに乗るれっきとしたトラック運転手だ。レースや他の仕事がない日で、「土日祝日以外はトラックに乗っています!」。夜明け前に起きて、運転の準備。往復5時間の運送をこなすなど、安全運転で業務にまい進している。
「朝がとても早いことがちょっとキツイですが、習慣付いてきて、今ではだいぶ慣れました! でも、休みの次の日のことを考えると、やっぱりまだちょっと『あー、明日仕事かー。3時起きかー』ってなりますね(笑)。起きて動き出したら目が覚めるので全然平気です!」。早朝からの仕事もなんのその。物流の一翼を担う存在として、なんとも頼もしい。
レースの仕事も朝早いが、トラック運送に比べると楽だという。「レースは今まで5時起きとかで朝早いなと思っていたのですが、現在は5時起きのスケジュールだと、逆に『え! めっちゃ寝れる!』ってうれしくなります!」と笑顔を見せる。
ARTA GALSは「Aggressive & Passion」を掲げ、美しさ・強さを表現する「BEAUTY」、姿勢や所作などを示す「PROFESSIONAL」、そして笑顔やおもてなしの「HOSPITALITY」の3つの構成要素の体現者として活動している。
2025年シーズンは、真木しおり、広瀬晏夕、川瀬もえ、一之瀬優香の4人体制で、レース場に笑顔と元気を届ける。
自身にとって、原点回帰の今シーズンになりそうだ。「2019年に私が初めてARTA GALSデビューした時も4人体制やったんですよ。だからその時に戻ったという新鮮な気持ちです!! 今まで5年間一緒にやってきた、こっとんちゃん(はらことは)と2年間一緒にやってきたキムちゃん(木村理恵)が卒業してしまってすごく悲しい気持ちはあるのですが、今シーズンも昨シーズンと同じメンバーでみんな仲良しなのでとても楽しみです!!」。勝利に向かって、さらなる一致団結を誓った。
