読売テレビ・日本テレビ系『ダウンタウンDX』（木曜午後10時）が6月26日の放送をもって終了することになり、21日、同番組を制作している読売テレビが発表した。ダウンタウンの松本人志と浜田雅功からの申し入れで決定。1993年10月にスタート番組が、32年の歴史にピリオドを打つ。

　同局がこの日午後4時、『ダウンタウンDX』を文書で発表した。

「1993年（平成5）10月より32年の長きにわたって放送してまいりました『ダウンタウンDX』が、このたび6月26日（木）の放送をもって終了いたします。弊社として番組の今後について検討する中、ダウンタウンのお二人より、『活動休止によって多くの関係者の方々にご迷惑をおかけしている』との意向も所属事務所を通じていただき、総合的に判断した結果、放送終了に至りました」

　その上で「これまで番組をご覧くださった皆様への感謝を込めて、最後まで笑いを届けてまいりますので、皆様、是非ともご覧ください」と呼びかけ、「後番組につきましては改めて発表してまいります」としている。

　ダウンタウンは松本が2024年1月に活動を休止し、その後は同番組のMCを浜田が務めてきた。そして、浜田も今年3月10日、体調不良を理由に一時休養を発表した。昨年末には、松本人志がダウンタウン独自のプラットフォームで復帰する方向であることも報じられていたが、浜田の休養により、見通しは不透明になっている。そして、2人の活動休止によって「多くの関係者の方々にご迷惑をおかけしている」状況は、他の冠番組であるTBS系『水曜日のダウンタウン』（水曜午後10時）、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！』（日曜午後11時25分）も同じ。2人と両局の判断が注目される。