伊藤英明、役作りで体重は10キロ増 原作者からの描き下ろしイラストに「喜びの渋滞です」
俳優の伊藤英明が21日、都内で行われた、DMM TVオリジナルドラマ『ドンケツ』の配信直前イベントに金子ノブアキ、今井翼、青柳翔、葉山奨之、三宅健、柳葉敏郎、寺島進、水田伸生監督とともに出席した。

水田監督は撮影現場の雰囲気を「男子校」を明かす
俳優の伊藤英明が21日、都内で行われた、DMM TVオリジナルドラマ『ドンケツ』の配信直前イベントに金子ノブアキ、今井翼、青柳翔、葉山奨之、三宅健、柳葉敏郎、寺島進、水田伸生監督とともに出席した。
イベントでは、キャスト陣が会場中通路、上手下手に分かれて登壇。当日いち早く1~3話を鑑賞するため会場に集まったファンから大きな歓声が上がった。
ステージ登壇後、順に一言あいさつ。柳葉の後、寺島は「室井慎次です」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。
演じる上で苦労した部分を聞かれると、伊藤は「この作品のお話をいただいて、初めて読んだ時、これは生身の人間が演じる役ではないなと思って、まずどうやってしゃべって、どういう風な立ち姿でビジュアルは眉毛を剃って剃り込みを入れて、体重も10キロぐらい増やして臨んだんですけど、実際に現場で皆さんと芝居をするうちに掴めてきました。本当にこれでよかったんだろうかっていう、いつも悩んでる日だったんですけども、実際に作品に上がったのを見て、とても自分にとってもすごくお気に入りの作品になりました。だけど、ちょっと空席が目立つんですけど、これがほんとに映画初日じゃなくてよかったと」と話した。
水田監督は撮影現場の雰囲気を「男子校ですね、男子校の休憩時間みたいな感じ」と振り返った。
さらに、原作者のたーし氏からの手紙をMCが代読。描き下ろしイラストが描かれたパネルが伊藤へ渡された。伊藤は「喜びの渋滞です」と大喜びだった。
本作は、2011年に『ヤングキング』で連載が開始された極道漫画が原作。北九州最大の極道組織月輪会(がちりんかい)、その中でも武闘派で鳴らす孤月組(こげつぐみ)で最強と恐れられるヤクザ、伊藤演じる沢田政寿の物語。20年前、敵対組織にロケットランチャーをぶちこんで以来、ロケットランチャーのマサ、通称「ロケマサ」の異名で恐れられていた。しかし、堅気、ヤクザを問わず腕力に物を言わせて金をタカり、上役にも平気で喧嘩を売るなど、問題ばかりを起こす傍若無人な性格が災いし、40代後半になっても出世の見込みがない、所謂“ドンケツ”ヤクザ。『ドンケツ』は、そんな最強の漢が、しがらみまみれの極道界を拳一つで突き進む極道ストーリーを描く。
金子は孤月組組員の山倉慎之助、今井は東京下町出身のヤクザ相場桃次郎、青柳は孤月組若頭の金田寛乙、葉山はロケマサの私的子分である内村タツオ、三宅は“ロケマサの数少ない友人の一人”で月輪会月白組幹部、柳葉は月暈組組長、寺島は孤月組組長の渡瀬大志を演じた。
