タレントの明石家さんまが19日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。リスナーから、やす子がテレビ番組でかまいたちから芸歴6年目での人気ぶりを「すごいな」と言われた際、「自分が育ったのは2年目のときに1年間、（フジテレビ）『（さんまのお笑い）向上委員会』に出させてもらって、すごく鍛えられたから。どれだけスベっても、どれだけ振られても大丈夫になった。私はさんまさんに作っていただいたさんまさんの作品です」と語っていたと報告された。

　さらに、やす子が「あの番組の時のさんまさんの目、ヤバいですよね。やくざみたいな目をしてますよね。行くたびに憂鬱（ゆううつ）でした」と言いつつ、「苦しかったけど、自分が売れたのは絶対『向上委員会』のおかげ」と感謝していたと付け足された。

　さんまは「これは本人の力やねんけどもね。最初『向上委員会』にきたとき『ハイ～』1本やからね。全部『ハイ～、ハイ～』で。それでドーン、ドーンとウケていって、『ほふく前進できんのか？』って言うて、『ほふく前進1、こうです』『ほふく前進2、こうです』『全部一緒やないか！』いうネタをやってたころが、もう6年前になんのか」と懐かしそうに語った。

　さんまは「力がある人しか売れないけどもね。全部が全部、オレが絡んで売れるわけじゃないから。本人の力やから」と高く評価。「（さんまさんのおかげと）本人が言ってくれてんのは非常にありがたいけどね」と喜んだ後、「あいつ、時々、楽屋に『お疲れ様でした』って来て、『さんまさん、大好きで～す！』って言って去って行きよるんです」と告白。横山玲奈らモーニング娘。’25メンバーから「かわいい」の声が上がる中、さんまは「どっちの好きなんかって思う」と笑った後「かわいらしい」と口にした。